炭酸とラムネ菓子の噴火実験３

3回目の「キッチン火山学～炭酸とラムネ菓子の噴火実験～」を行いました。
さすがに3回目ともなると解説も手順の説明も手慣れてきました。
手慣れてきたのでテキパキと説明するのですが、子供たちの理解がついてきておらず、手順を間違ってしまう参加者がちらほらと見受けられてしまいました。
「慣れ」には善し悪しがありますね。
おそらく「慣れ」たおかげで解説は分かりやすくなっていると思いますが、反面「慣れ」たせいで知らず知らずのうちに手順の説明を簡略してしまっていたのだと思います。
ん～新たな反省点だ。
毎回違った参加者が集まるので、その度ごとに新しい発見・反省点が見えてきます。
実験も改良を重ねて良いものにしていかねば。
でも次回8月13日（水）が今夏最後のキッチン火山学になります。
まだ参加されていない方は是非この機会にご参加ください。
ご予約お待ちしております。

夏の植物探し２

英気を養った後の2回目の「夏の植物探し」です。
昨日から天気が安定せず、雨が降ったり止んだりしています。
屋外で植物を探している時に降り出さないかとヒヤヒヤしながら実施しました。
火砕流の影響を受けた垂木台地に、今どんな夏の植物が咲いているのか探してきました。
セイヨウミヤコグサやツユクサ、ノリウツギやイヌザンショウなどを見つけてきました。
お隣の森林公園では現在大きな草刈り作業が行われていて、「あれ、ここにあった植物が刈られている～」なんて事件もありました（内心に留め、表には出しませんでしたが結構あせりました）。
約1時間の散策を終えて帰ってきました。
最後に散策中に参加者が見つけたカマキリの写真をアップします。

ノリウツギ

園内の植生回復エリアに一際目立つ白い花を咲かせている木が見えます。
遠目ですが、写真の中央に「ノリウツギ」が写っています。
「ノリウツギ」は、ユキノシタ科アジサイ属の落葉低木です。
山野の日当たりの良いところに生えます。
昔、樹皮からとった粘液を紙を漉（す）く時の『のり』に使用していたので、この名前がつきました。
花をアップで撮影したのですが、見えますでしょうか？

小さな花のまわりに大きな花が開いています。
大きな花は、アジサイでも有名な“装飾花”と呼ばれる萼片です。
大きな萼片を開くことで虫をよび、本当の小さな花が受粉できるように誘導しています。

夏の植物が咲き始めました。

今朝、雲仙・島原では雨が降りました。
「ああ、これで少しは涼しくなるかなあ。」と思いながら出勤してくると・・・。
「逆に蒸して暑い・・・。」
しかし、いつもより風が吹いているので、少しは過ごしやすい気候です。

さて、ヘクソカズラやカエデドコロといった夏の植物が咲き始めました。
今園内ではタラノキの花も見られます。
ネジバナやネムノキといった初夏の植物が終わって、本格的な夏の植物が見られるようになっています。
植物にあわせて、昆虫たちの数も増えてきました。
イヌザンショウには多くの昆虫が集まり、ブンブンと少し怖いくらいの羽音を響かせています。
蝶は、アオスジアゲハやナミアゲハがほとんどですが、運が良ければカラスアゲハやイシガケチョウなども見ることが出来ます。

平成新山の立体模型を作ろう！２

2回目の「平成新山の立体模型を作ろう！」を実施しました。
今回は24名と、大人数です。
研修室の収容人数ギリギリでした。
さすがにこれだけの数の子供たちが集まると収拾がつきませんね。
作業が進むペースもバラバラですし・・・、最後の方では声が嗄れはじめていました。
なかなか全員に目が届かないので、ちょっと目を離した隙に「ああ～ココ違う。」「ああ～これは向きが逆だ。」間違いの連続で、修正に追われていました。
それでもなんとか全員時間内に完成できました。
「はじめに絵（等高線）をなぞるのが難しかったけど、最後出来上がった時は嬉しかった。作るのはとても面白かった。」
「最後までできてよかったです。」
といった感想をいただきました。
明日、明後日は久しぶりにイベント休憩日が続くので、少し英気を養いたいと思います。
お疲れさまでした。