島原城のお堀を「何かないかな~。」と探して歩いていると黄色い花の一群を見つけました。
アヤメ科の多年草「キショウブ」です。
ハナショウブは、紫・青紫・赤紫・白・ピンクの花色をした日本古来の花ですが、この「キショウブ」は日本にはなかった黄色い花が珍しいものとして明治時代にヨーロッパから輸入されたものです。
庭などに植えられているほか、水辺に野生化しているものも多いです。
ショウブに似た葉を持ち、黄色い花を咲かせるので、この名前がつきました。
日本のアヤメ属のうち、カキツバタ等の5種類が絶滅危惧種に指定されています。
それら絶滅危惧種の遺伝的撹乱のおそれがあるために、環境省は「要注意外来生物」の一種として、分布拡大の警戒を呼びかけています。
菖蒲やアヤメ、カキツバタは見分けがつけにくいですね。
でも日本古来の5種が、絶滅危惧種に指定されているとは知りませんでした。
ダッチアイリス、ジャーマンアイリスなども見分け難いですね。
キショウブをドイツのサイトで調べたら、植物分布体形を崩す恐れのある
植物に指定されているようです。
きれいなんですけれどね~
コメントありがとうございます。
そして、コメント公開が遅くなってしまい、誠に申し訳ございません。
公開したつもりで、すっかり気付き遅れました。
「綺麗な花には刺がある」の言葉通り、ただ美しいだけではない、何か困ったことが表裏一体でくっついてくるのは自然界の鉄則でしょうか?w