島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

神話の里④高千穂神社

2016-12-10 13:08:19 | 寺社・仏閣
ホテルで1泊して6時半からの朝食を済ませ、7時には行動を開始した。
今日の予定としては、午前中に高千穂の観光名所を巡れるだけ巡って、午後からは高千穂から足を伸ばしてみるつもりだ。
そのため、高千穂神社ではまだほのかに暗い。w

「11代垂仁天皇の御世の創建と伝えられている。
 御祭神はニニギノミコトを始め、皇祖の神々を祀り、高千穂18郷88社の総社として特に農産業・厄祓・縁結びの神として広く信仰を集めている。」

本殿のすぐ脇に建てられたこの建物は、高千穂観光神楽が行われる場所らしい。
神楽とは、「秋の実りに対する感謝と翌年の豊穣を祈願し、毎年11月中旬から翌年の2月10日にかけて、宮崎の県北を中心とした各村々で行われる。高千穂地方に伝承される神楽は、アマテラスオオミカミが天岩戸に隠れた折りに岩戸の前でアメノウズメノミコトが舞った伝説が由来とされる。」
期間関係なく毎夜観光向けに夜神楽が開催されている。
今回高千穂に行くにあたって薦められた所でもあるのだが、どうにも興味が湧かず夜神楽見学にはついぞ行かなかった。
歴史や史跡に興味はあっても、そこから派生した人間の文化や伝統には興味がないらしい。
私という人間の複雑な部分だ。w
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神話の里③天岩戸神話

2016-12-10 10:33:06 | 民話・伝承
高千穂には神話にまつわる人物の像があちこちに建っています。
最初に見つけた(?)のは天岩戸神社の入口にあった「アマテラスオオミカミ」(表紙写真)の像です。
(神様なのに「人物」とか「像が建っている」とか、「見つけた」と書いている自分に抵抗を覚えます。w)
さて天岩戸神話は、イザナギノミコトから誕生した三兄弟のうち、太陽神アマテラスオオミカミとその弟スサノオノミコトの物語です。
まあ、有名な神話なので皆さんもご存知だと思います。
「騒動ばかり起こすスサノオノミコトに怒ったアマテラスオオミカミは、天の岩戸に身を隠してしまい、世界は闇に閉ざされ悪神がはびこる暗黒の世界と化してしまいます。
 困った八百万の神々は天安河原に集まり相談。『岩戸の外が賑やかになればアマテラスオオミカミも顔を出すだろう』と芸達者のアメノウズメノミコトに陽気きわまりない踊りを踊らせ、それを肴にみんなでその周りで宴会を始めました。

※翌朝、高千穂神社の近くで見つけた「アメノウズメノミコト」の像
 騒ぎを聞きつけたアマテラスオオミカミが少し戸を開いたところで、力自慢のタヂカラオノミコトが岩戸を押し開け、世界は光を取り戻します。」

※天岩戸神社の駐車場で見つけた「タヂカラオノミコト」の像
「押し開け」どころか岩を持ち上げていますが・・・。

宿に行くにはまだ早かったので、神社の周辺を少しだけ歩いてきました。
観光スポットの近くはお店などがあって賑わっている様子でしたが、ちょっと離れると閉まっている店も多かったです。

橋の欄干の上にも「神楽」の像がありました。
この橋の下を岩戸川が流れています。

橋の真ん中ぐらいまで歩いて、撮影してきました。
自然が残っていて綺麗な所です。
12月6日更新「神話の里-はじまり」の最後の写真は天岩戸から高千穂に帰る時に撮影したものです。
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