島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

世界最大の洋上書店

2014-05-14 10:46:49 | 雑談・その他
思い出話はそれくらいにして、お昼も食べたので、「ロゴス・ホープ号」へ戻る事にしました。
「お、行列はなくなっている。読みどおり~(^ω^)v」
船外で受付を行った後、船内に入って入船料の100円を払います。

船内はこんな感じです。
「ロゴス・ホープ号のコミュニティーは、世界中の人々に知識、援助、希望を届けるという一つの目的のために働き、共同生活をする世界50カ国以上から集まった400人の無給ボランティアから成っています。
貧困国で経済的な理由から学びたくても本を買えない多くの人々も、世界最大の洋上書店として知られる私たちの書店で5000種類もの書籍の中から良い本を安価で購入することが出来ます。」(パンフレットより一部抜粋)
今回の私の目的は、英語で書かれた子供向けの植物図鑑を探すこと。
島原半島世界ジオパークが世界認定を受ける際に行われた現地審査で、植物の英語名が分からずに悩んだ経験によります。
野鳥はイギリス人が鳥好きだったために全ての鳥に英語名がつけられているそうですが、植物は世界的に共通のものが少ない為に英語名がついていないものがほとんどだとか。
結局現地審査の時には「~の仲間」で訳しました。
書店内をウロウロと探し回りましたが、やはり見つかりません。
船ということもあって魚や鮫の本が目立ち、他には鳥、Big Cat(ライオンみたいな大型猫科)、昆虫、そして何故か単独で馬、これらの本は見つかったのですが、植物らしきものが見当たりません。
意を決してスタッフに尋ねてみましたが、[plant](名;植物)がピンとこないらしく、[flower](名;花)で理解してもらいました。
しかし、連れられていったのは案の定「ガーデニング」のコーナーでした。(おしい、でも違う~)
野草や樹木に興味があるのは、日本人独特の感性なのでしょうか?
まあ、その中でも近しいものを探して購入してきました。(写真右)

写真左の野鳥図鑑は、子供向けの良いものを見つけたので一緒に買ってきました。
ロゴス・ホープ号の長崎港での販売は12日までで、昨日(13日に)長崎港を出港しています。
次の寄港地は金沢市です。
16日(金)から書籍の販売やイベントを実施するそうなので、お近くの方や興味がある方は寄ってみてはいかがでしょうか?
※実験的に写真の画像を少し大きくしています。
コメント (2)
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