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シスコ、スマートグリッドに進出

2009-05-20 07:24:26 | ニュースに一言
シスコ、スマートグリッド市場に本格参入 - システム開発 - ZDNet Japan

ブロードバンド接続用の機器に、電力使用量・発電量・備蓄量を収集などを行う機能を具備し、それらを家庭に設置する。その機器が使用量・発電量・備蓄量を他の機器と交換し、電力のやり取りを行うというものである。

電気は貯めておくのに非常にコストがかかるエネルギーである。その時、その場で作った電力は、その時、その場で使うことが望ましい。しかし、太陽光発電、風力発電、文字通り風任せ。安定的な発電は難しい。電力使用量もその時々で大きく変動しているはずである。複数の発電機、複数の電力を消費する家庭、その融通をするというのが基本的な考え方だ。

三菱電機の電力事業戦略、スマート・グリッドには慎重姿勢 | 電子・機械:最新ニュース | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉

一方、三菱電機は慎重である。ある意味当たり前である。電力専業の会社には、スマートグリッドの思想は理解できない。

電力会社、一般家庭という電力の供給、消費者だけでなく、ブロードバンド回線会社、その機器の製造会社、行政、スマートグリッド対応家電を作るメーカーなど、異業種が、スマートグリッドが実現する理想に向かって進まねばならない。誰一人として脱落はできない。

これを、一社に負うというのは無理な問題だ。そういう意味では、沖縄のトライアルが出す成果が期待が集まる。実証で世間を納得させてもらいたい。

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