Lubtech佐藤の全国OIL談議・・・昨今の石油事情

オイル人生30年、ルブテック佐藤の全国津々浦々オイル関連、楽しい人脈、素晴しい車大好き人間達の面白話・・実名も飛び出す!

昨今の石油事情・・・11(原油価格高騰)

2008-08-15 22:19:15 | 昨今の石油事情・・・
前回の話の続きとして


メドベージェフ大統領とプーチン首相の人間関係は

かなり濃密なものがあるようだ。


今から4年以上前のロシアのユコス石油事件

をよく理解した上で、その後出てくるガスプロム社

会長職をしている人間が今のロシア大統領なのである。


プーチン元大統領の肝いりの

とても巨大な石油会社の出現によって、

ロシアは国営化した石油関連企業より製品化される

膨大な石油(原油)とLNG(天然ガス)の消費地を

確保し安定供給を行っていくと言う戦略を取ったのであったが、

そこで障害が出たのが輸送方式とその確立であった。



パイプライン圧送という手段の中でロシアが優位に立つ為には

通過する各国との関係がとても重要なのである。

安定供給を約束するにはパイプラインが通過する国から

いつ何時ストップをかけられてもおかしくない…

そうすれば甚大な被害が出てしまうわけだ。



プーチンという人間は非常に冷静で判断力と行動力が兼ね備えられている。

何とエリチィン大統領の時代には

あのKGBの諜報部員であったのだ。

舐めてかかると非人道的な行動はこの時代に叩き込まれた

職業病かも知れない・・・



このパイプラインの地図を参考にしてほしい。


 
                   

この図は爆破事故のあった日に

トルコの石油会社であるペトロフィジー(PO)より

送られてきたものだが、CPC(ロシア系)BTC(アメリカ系)

2本のパイプラインが存在している。

爆破されたのはBTCの方である。

この別名は南コーカサスパイプラインとも言う。


アメリカ系といったが次の会社の共同資金で運営されている。

* BP (United Kingdom): 30.1%
* State Oil Company of Azerbaijan (SOCAR) (Azerbaijan): 25.00%
* Chevron (USA): 8.90%
* StatoilHydro (Norway): 8.71%
* Türkiye Petrolleri Anonim Ortaklığı (TPAO) (Turkey): 6.53%
* Eni/Agip (Italy): 5.00%
* Total (France): 5.0%
* Itochu (Japan): 3.4%
* Inpex (Japan): 2.50%
* ConocoPhillips (USA): 2.50%
* Hess Corporation (USA) 2.36%


この資本構成を見ればロシアが警戒するのも良くわかるはずである。



               昨今の石油事情・・・12 続きは次で・・・




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