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【自己アセンション】 ヒマラヤ聖者(17) 天才への道・・・チャンダー・センの話

2012-05-02 06:56:54 | 【自己アセンション2】 ヒマラヤ聖者

ヒマラヤ聖者の生活探究 第二巻 第八章 天才への道 P118~123

翌朝、チャンダー・センは、昨日の話しに続けて語った。
「わたしは、人間の智慧が神の智慧にまで変わり得ることを疑いようもないほど見せられました。はっきりそうと分かると、わたしでも神の国に入れるし、又神の国が実はわが内にあることが分かりました。神こそが遍在・全智の唯一の力であって、罪や不調和、病気、老齢や死というものは、もはや過去のものであることが分かりました。今では実在を悟ったのです。

これまで迷いの霧に迷っていたことが分かりました。時間と空間とは完全に消え、今ではわたしは主観の世界に住んでおり、客観世界は主観世界に従属することも分かりました。これまでに精妙な感官(1)が時々チラッと見せてくれた霊妙な世界や、時々催していた衝動に素直に従ってきておれば、どれだけ多くの労苦や心配の時間が省けたか分かりません。

若い時は大部分の人がそうですが、わたしも青春時代は生涯に一遍きりしかないのであるから、あらゆる方法で個我の欲望を満たすことだと決め、人生を出来るだけ享楽することにしたのでした。そこで先ず自己追究を人生の第一目的とし、動物的欲望のままに振舞ったが、結局は肉体の生命液を浪費し、結局わたしの肉体はあなた方が最初に御覧になったように、殆ど抜け殻の恰好でした。以上のわたしの考え方がよく分かるように絵に写すことにしましょう」。

暫く沈黙したまま坐っていると、前にも述べたような情景が部屋の一方の壁に写ってきた。それは少し前に会った時の彼の姿で、木の杖にすがり、ヨロヨロと歩いている一老人の姿であった。その次に、今朝出て来たばかりの彼の姿が現れた。

「最初の姿は肉体のエネルギーと生命液を浪費して抜け殻となってしまったもので、その次のが体内のエネルギーと生命液とが保存された姿です。あなた方はわたしの場合を完全な若返りと見ておられるが、成程一応はその通りです。しかしわたし自身は別の角度から見ています。わたしのように、敬愛申し上げる方々のお助けと御同情とを戴く幸運に恵まれる人々が一体どれだけいるんだろうか、と考えるのです。わたしの考えが分かって貰えるように、誕生から最後(多くの人々は死をそう思っているんですね)までの一人の人間の一生を省みてみましょう。

まず子供が生まれます。しかし子供自身はその肉体を流れている生命液(複数)に気づかない、というのは、生命液の発生する器官が未発達で不活発のため、生命液もまた不活発だからです。当たり前の状態であれば、この発育段階の間は子供は美しく、活溌で、生命でたぎっています。生命液はますます強くなり、遂にある段階まで発達すると活溌になって、それから浪費されたりする。

もし僅か数年以内にそれが浪費されてしまうと、その子供には老化が現れ始める。目には艶がなくなり、活溌さや優美さが失われ、しなやかさも失われて硬化し、数年あとには、脳も筋肉も調整力を失って老衰した老爺又は老婆の肉体となって、前の『我』の抜け殻となってしまう。次に今度は、生命液をよく保存して体内での環境をよく保っている人の例をとって見ましょう。そのような人の強壮と頑健さとは、まさに注目に値するものです。

そのような人は、たとえこの地上にただ生まれてきたということの外に、何ら人生についての高尚な思想を理解せずに短い人生を過ごして死んで行ったとしても、彼の寿命は生命液を浪費した人の三倍から四倍にも及ぶでしょう。もし又その人が、神の経綸の中に、只生きて行くだけ以上のもっと大きな計画のあることを悟るならば、実相の完全な開顕のためには生命液が必須であることに間もなく気づき、きっと肉体の生命液を常時保存するようにするでしょう。

皆さんの学者達が肉体の循環系統を造っている動脈、静脈という精妙な系統について知り始めてからそう遠くもないが、実は、もっと微妙で巧緻な循環系統(2)が全身くまなく張りめぐらされており、それが一つ一つの体内の原子に生命力を運んでいるのであって、それを発見し決定する仕事が学者達にはまだ残っているのです。この生命力は神経系統を通して脳の或る細胞群に送られる。

するとこの細胞群が配給器官となって、この力を神経に沿うて肉体原子全部に送ります。またこの細胞群は神経の保護作用も営みます。生命力が消散すると細胞群が硬化してきて、新陳代謝によって新しく造られた細胞との交替が出来なくなり、本来古くなった細胞は破棄されなければならないのに、新しい細胞の方が棄却され、やがて分解し死滅して行く。

ところが生命力が保存されておれば、五百歳になっても丁度十歳の時のように細胞は直ちに新陳代謝するのです。全生命力の保存が行き届いておれば、肉体は生命で充満しているから、およそ形あるものであれば、どんなものにも生命を吹き込むことの出来るのが分かるようになります。絵を描き像を造る、その他何であれ、自分の思想を表現する作品に生命の息を吹きこめば、それが生きたものとなります。

そしてこんどは、その作品自身があなた方やその他生命感を感じ得る人々に、インスピレーションを語りかけて行くのであります。そのような作品は、あなたという主なる神の意志なるが故に、その作品は生命感溢れるものとなるのであります。しかしながら、そのような作品でもこれに神の生命が入らぬ限り、人間の形を取ることはありません。もしそれに生命を与えるというのであれば純粋なる神の生命まで持って行かなければならない。

その時あなた方が完全であるようにその作品も完全となり、かくしてあなた方の責任は果たされたことになるのであります。これが真の天才であります。さてここに根本的な誤りが一つあります。それをわたしは指摘したい。あなた方のいわゆる天才とは、丁度その天才ぶりを発揮し始める頃に生命力を純粋なままで保存して、体内に自然に備わっている径絡を通してこの生命力を送る力を意識的に、或は無意識の中に獲得したものです。

それが彼の肉体に活力と創造力とを与えて、何かしら当たり前のものよりもっと高度な生命の表現のあることに気づかせるのです。この生命力を保存し自由自在に働かせると、次第に素晴らしく輝かしい業績をあげて行くようになります。しかし、もしも誤って性欲が忍び込むことでも許したが最後、創造力は急速に失われてしまいます。天才の肉体は先ず生命力を保存することによって造られ、その細胞は生命力を浪費した低級の人よりも精妙な組織になっています。

その頃までには彼は名声も博していますが、如何にせん、より深い感受能力、即ち神の力を発展させていないため、自画自讃の擒(とりこ)となってしまう。かくして十分な覚醒に達していないため、導きの光を放棄してしまうのです。そしてもっと強烈な昂奮を求めるあまり生命力を浪費し始め、かくてすべての力が急速に失われていきます。

一旦人がその想念を浄化向上させて動物的性欲を超剋するようになり、そのおかげで肉体に精妙な組織が出来始めたのに、こんどは逆に堕落に身を持ち崩せば、その人は覚醒を得ていない人よりも遙かに急速に退歩してゆくものです。人が真理に目覚めてその生命力をすべて保存し、おのずからそれが神経に行き渡るようにし、且つ神経を伝わって肉体の原子一つ一つに流れて行くようにして、性欲や情欲が歪まないようにすれば、昇華した精神状態は永続し、感覚もまた性的なものを遙かに超越するようになるでしょう。

クンダリーニ(4)は上にあげられ、もはや性欲や情欲の闇黒と泥沼の中を這いずり廻る必要はなくなりましょう。もし人が、この生命液が同量の純粋な血液よりも幾層倍も重大であることが分かれば、その浪費をつつしみ、その保存を願うようになるでしょう。しかしこの事実に目を閉じ全く無智の場合もありうるわけですが、盲目又は無智のままで終始するなら、やがては『大いなる苅り入れ人』がやって来る。その時悲嘆の声が挙がるでしょう。

何故なら彼は収穫を讃えることができないからです。皆さんは老年というものを尊敬して見上げ、雪白の頭髪を名誉の王冠と目するが、それをわたしは貶そうとは思いません。しかし雪白の頭髪を頂いても、無智で或はひねくれて老齢の身となった者と、年と共にいよいよ円熟し活力と強靱さを増し、年の取り甲斐も増してそれだけに又、ますます親切で寛大になって行く人と、果たして何れが尊敬に値するか、その決定は皆さんにお任せしましょう。無智のままに人生の終着駅に到着する人は隣れであり、一方真理を知りながら同じ終着駅に到るのは、これ又言語道断であると、わたしは思う」

訳者註
(1) いわゆる第六巻を含めてそれ以上のもの。
(2) これを「四次元通路」と称する人もいる。脊髄内にあるスシュムナ(中央)、イダ(左-左鼻孔に通ずる)、ピンガラ(右-右鼻孔に通ずる)を中心として、針灸の経路のように実存する。
(3)プラナと言う。(第五巻参照)
(4)脊柱の下に潜在している神秘的な力。


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