◎ヒマラヤ聖者の生活探究 第三巻 ~第十四章 元素の創造と転換・物質の変性と生命~ P206~212
●イエスの法話
・・・・。わたしたちは自分の体を高揚し、遂にその輝く光を純粋白光の光炎と化す。その時のわたしたちは共に父なる神に回帰したのである。わたしたちの父なる神は純粋の光であり、この振動する光からありとしあらゆるものは出てきたのである、この波動の中において、すべては神とともに在る。
これらの振動する光の放射の中にあっては、すべての物質意識は拭い去られ、あらゆる被造物が形なき者より放映されて形あるものとなり、すべてのものが各瞬間毎に新しきものとなるのが見える。太初(はじめ)の宇宙、即ち水様原質、即ち神なる質料(aqueous of God Substance)(水の様に宇宙にみちみちている根本的質料も神の現れであるから〔神なる質料〕-訳者註)の中には、一切が存在している。
その故に振動はきわめて高く、何人にもそれは見えない。われわれ大師といわれる者のように実相・神我の中にあるのでない限り、人は自分の体のヴァイブレイションを実相のヴァイブレイションまで揚げる努力が必要である。さて、あらゆるものの創造が四六時中行われている。それは創造が、大宇宙の中で発生した宇宙光のヴァイブレイションの放散によって起こるからである。
この放(レディエイション)射するものが大普遍生命、またはエネルギーであって一切を支えており、放(レイディエーション)散、又は振(ヴァイブレーション)動の父といわれるのである。逆にそれは、他の一切の放散又は振動を粉砕するが故に、レイディエーション(放射)又はヴァイブレイション(波動)の父といわれる。実際には粉砕するのではなく、或る形態を実現するために、他の放射または振動を除けておくだけである。
われわれの体が、大霊のヴァイブレイションに同調して振動するならば、われわれは一切のヴァイブレイションの中でも最大の光のヴァイブレイション、一切のヴァイブレイションの父、即ち神となる。これらの宇宙線が、いわゆる物質を破壊するほどの恐るべき砲撃力となることが、遠からず証明されよう(1)。これらの宇宙線はあらゆるエネルギーの根源、あらゆる元素の父、あらゆる元素の根源から来る。
これは実は破壊ではなく、いわゆる物質から霊形態への変(トラススミューテイション)性なのである。これらの宇宙線が極めて巨大なる透過力を有し、あらゆる物塊(マス)を透過して、いわゆる原子のハート、核そのものをいわば破壊し、それを他の質料(サブスタンス)の原子に変性して、かくしてより高い秩序に属する他の元素を創造することが、遠からず分かるようになるであろう。
かくのごとくにして創造は進行してゆき、純光即ち純生命をより高き次元に放射してゆく。このような巨大なる透過力のあるこれらの放射は、地球や太陽銀河からくる放射とは容易に識別されるし、後者の放射を完全に支配する力がある。これらの放射は或る不可視の普遍的根源から来るもので、その放射線は極めて強力で一個の元素を変化させ、或いは変性させて、他の元素の無限の微粒子と化してしまう。
地球がこれらの放射線の恐るべき砲撃を不断に受けていることなどが、間もなく知られるようになろう。この宇宙線が原子の核を撃つと、核は破壊されることも発見されよう(1)。宇宙線はこの原子を分割して他の質料の微粒子と化し、かくて低次より高次の元素へと変性する。かくして、これらの放射は物質を破壊するのではなくて、低次より高次の元素へ、即ち物質的なものより霊的なるものへと変性するのである。
この高次の元素は、人間の命ずるがままになる。それは、人間が高次の目的のために使用するから、名づけて高次というのである。人間が霊的ヴァイブレイションを起こしているときは、この放射線とその動き方を完全に決め、且つ制御することができる。かくて霊的振動を起こしている人間にあっては、四六時中彼の周囲全体で変性が起こっている。
変性とは高度の意味における創造なのである。従って一切は、その現に存在するところで創造されるのである。創造は決して止むことなく、続き続いて決して終わることはない。大宇宙から発する放射線は光より成り、この大宇宙より爆出する、いわゆる光弾丸によって構成されている。
この大宇宙はすべての宇宙群(2)を囲繞し包含しており、この大宇宙の中で各小宇宙群よりふんだんに放出されるエネルギーをそれぞれの太陽が吸収し、その中心太陽核に送り込み、保存し且つ集中して、形成する。この中心太陽は、振動し脈動するエネルギーで充満するようになり、一方エネルギー自体はきわめて濃厚に凝縮し、ついにいわゆる光弾丸が猛烈な力で発射され、他の原子核と衝突したときにその原子は粉砕されるが、破壊はされない。
その粒子たちは変性して他の元素たちの粒子となり、しまいには同化してこの新しき元素となって落ちつく、かくてその元素が蘇生するわけである。生命とは、光弾丸のいわゆる砲撃によって放出されたエネルギーである。そのうち、放出された粒子によって吸収された部分はその粒子の生命といわれ、放出はされたが生命として吸収されなかったエネルギー部分は大宇宙に、いわば返還、引き戻される。
そしてそれは再び集中、濃縮された上でまた発射され、他の原子たちと衝突してそれを粉砕し、かくて他の元素の原子創造の要因となる粒子たちを創造する。かくて拡大、集中、ヴァイブレイションの低下、濃縮を経て、ついに形態化し、創造は永遠に続く。この智慧を有する放射エネルギーが、吾人の周囲の宇宙群を統制し、本来霊的であって物質的ではない、われわれの体という宇宙を統制する神なのである。
この変性は崩壊ではない。これらの光弾丸のごく一部分のみが、一定の時間比で且つまた法則に完全に従って、他の原子たちの核を撃つように英智が指揮(ES細胞(Embryonic Stem Cell)とは、人体(小宇宙)の各部位を造り出せるなんにでもなれる大元の分化前の万能(神我・キリスト〔人間の本質〕細胞-bolivi-)しているので、バランスの崩れた現象化はしないようになっている。
人間は、この究極の英知と一つになれば、秩序整然たるやり方でこの打撃を高めて、彼の必要とするものを瞬間的に満たすことができるのである。こういう方法で、人間は遅い自然の過程を促進することができる。しかし自然に干渉するのではなく、自然が低い秩序で働く低いヴァイブレイションの率よりも、もっと高いヴァイブレイションの率で自然と共に働くのである。
『汝らの目を挙げて野を見よ、野はすでに白く苅り入れの用意整いたればなり。』〔ヨハネ伝四章三五節〕である。すべてはヴァイブレイションであり、すべてはヴァイブレイションの働くところの面、乃至、分野に対応する。この面又は分野(共に複数)とは、地球を取り巻いている同心円帯(バンド(複数)、又は殻(かく(複数)のことではない。
これらの同心円の殻、又は層(複数)は、イオン化した帯であって、地球を取り巻いており、地球上から発するヴァイブレイションを反射するが、宇宙光線の射入は妨げず、閉め出しはしない。四六時中、変性即ち創造が続くのは、これらを通じてである。わたしたちの体でさえ、低次より高次の状態に変性している。
わたしたちは自分の想念を、従って又、自分の体を、より高きヴァイブレイションに意識的に同調し続けることによって、この変化を意識的に指揮することができる。こうして、わたしたちの体を、より高き振動率に意識的に同調させることによって、わたしたちはその高きヴァイブレイションそのものとなる。この状態の中で主(マスター)はあなたたちを待っている。
あなたたちは本来今あるままで主である。一切の状態の支配者なのである。或る一つのものを自らが神として創造する自覚と栄光とは、いかなる物質的な世俗の思いをも遙かに超えることが今、あなたたちに分かったのである。第一段階は常に、まず『完全』の習慣、『神』の習慣、『キリストなる神』という習慣を養う積もりで、自分の想念、心、体の一切の外に出る働きを完全に統制することである。
何処にいようと、仕事中であろうと、休憩中であろうと、思い出すごとに、このことを実行せよ。この完全なるものが自分の中に存在するのを観ぜよ。この完全なる存在を自分の真我、神なるキリストの臨在と観ずる習慣を養え。更に百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう=到達すべき最高点、向上しうる極致のたとえ)、一歩を進めて、汝の存在のまさに中心より聖なる白光が、目も眩むばかりの純粋さと輝きとを以て発光すると観ぜよ。
その大いなる輝きと栄光とが、全肉体のあらゆる細胞、繊維、組織、筋肉及び器官から発すると観ぜよ。かくて、真の神のキリストが勝利に満ち、純粋、完全、永遠なる相をもって顕現せりと観ぜよ。小我のキリストにあらず、汝自身の真の神のキリスト、汝の父なる神の一人子、常に勝利に満ち、一切を征服する神の真の一人子のことである。
『神』という度毎に、自分が神を出していることを十分に分かって貰いたい。そうすれば、あなた達はわたしを神のキリストとして世に出すよりも大いなる奉仕を世にすることになろう。自分自身を神のキリストと見ること、自分自身を神として世に現すこと、神を自分自身と見ることが、遙かに偉大且つ尊いことなのである。
訳者註
(1)現代の物理学はこのことを証明した。
(2)天文学でいう個々の島宇宙の意か。
1 コメント
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- ありがとうございます (Kuu)
- 2012-04-23 22:03:16
- はじめまして。参考になるテキストありがとうございます。これからも訪問させていただきます。
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