「マッキーのつれづれ日記」

進学教室の主宰が、豊富な経験を基に、教育や受験必勝法を伝授。また、時事問題・趣味の山登り・美術鑑賞などについて綴る。

マッキーの『四季を楽しむ』:河津桜が咲き始めた

2021年02月20日 | 四季の植物と風景

 早い地方では、河津桜が咲き始めたというニュースを見て、近隣に植えられていて、毎年楽しみにしている河津桜の並木がどうなっているか調べに行きました。すると、咲き始めているではありませんか。季節の到来は、私たちを裏切らない。人間の世界が、どんなに混乱していても、春は確実にやってくる。

 河津桜は、オオシマザクラとカンヒザクラの交配種だと言われています。本州の野生種のサクラには寒い時期に咲かない仕組みがあるのですが、カンヒザクラは、台湾と中国南部に分布する桜で、この遺伝的性質により、河津桜は早咲きであり、朱の色が強い美しい桜です。

 ファイザー社の新型コロナワクチンが承認され、2月17日からは医療従事者への接種が始まりました。気を緩めることなく予防対策を十分に行い、ワクチンの接種が進めば、新型コロナを克服できるだろうと、希望も見えてきた昨今です。





 年が改まって最も早く咲き始める花は、スイセンでしょう。スイセンが元気にまだまだ咲いています。ギリシャ神話に出てくるナルキッソスの話は日本でも有名です。彼は自分に恋して死んでしまう美少年で、「ナルシスト」の語源にもなっています。彼が死んだ跡に咲いた花がスイセンなのです。スイセンの英名は「ナルシサス」です。和名の水仙は、水辺に育ち仙人のように寿命が長く清らかなという意味から名付けられたとされています。



 菜の花が咲いていました。私が小学生の頃、家族で阿賀野川の河原へ遊びに行ったとき、冠雪した山々を背景に、菜の花が一面に咲いていた光景が今でも忘れられません。菜の花は、やはり春の到来を感じさせる花の代表だと思います。春の訪れを告げる野菜として、菜の花などのつぼみと花茎、若葉をナバナといいます。私は、独特なほろ苦いナバナの辛し和えが好きです。やはりこの季節には、いただきたい食べ物です。

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