私のブログで、「中学入試問題の算数」を、家庭において親子で楽しんで解いてもらいたいと思い、たびたび取り上げています。
結構興味深い問題でなおかつクイズ的で、楽しめる問題だと思うのですが、ブログを気軽に読みたい方は、真剣に数字を追っていると、頭が痛くなってくるという方もいらっしゃるようです。
「中学入試問題の算数」は、大人にとっても、頭脳を活性化する『頭の体操』になると思うのですが「苦手なものは、とにかく苦手なんだ」という方に、これから時々別の科目でチャレンジしてもらおうと思います。
年を取っても、子供のように“好奇心旺盛”で“チャレンジ精神”を失わないようにしたいものです。
そこで、今春の中学入試問題に出た国語の知識分野から、“家族で楽しめる問題”をピックアップして、皆さんに挑戦してもらおうと思います。
生徒にとっては、読解力がなくとも、知識欲と少し努力をすれば、国語の知識分野を得意分野に変えることができます
では、前書きはその位にしておいて、早速“国語知識分野バトル”を始めましょう。
Tea Break
【問題その1】
獨協中学校【2】
次の□には共通のことばが入ります。それぞれ漢字一字で答えなさい。
① □の根を止める。 □をのむ。 □をこらす。
② □が出る。 □がにぶる。 □が棒になる。
③ □を失う。 □をなす。 □わけする。
【問題その2】
芝浦工業大学中学校【4】
次の語句について、空欄に適切な身体の一部を表すことばをひらがなで書き入れ、その意味として適切なものを後の解答群から選び、記号で答えなさい。
A □塩にかける
B □が滑る
C □を巻く
D □を落とす
E □が出る
ア 言ってはいけないことをつい言ってしまう
イ 元気をなくし気力を失ってしまう
ウ 驚きあきれ感心して言葉も出ない
エ 予算を超過して赤字となる
オ いろいろ世話をして養育する
【問題その3】
共立女子中学校【2】…(注)一部問題を変えてあります。
次の□には漢数字が入ります。1~4のそれぞれ四つの□に入る漢数字を考えて、その漢数字の合計を、数字でそれぞれ求めなさい。
1.□の足を踏む □つ子の魂百まで 一寸の虫にも□分の魂 石の上にも□年
2.早起きは□文の得 七転び□起き □聞は一見にしかず 一を聞いて□を知る
3.なくて□癖 仏の顔も□度 人を呪わば穴□つ □階から目薬
4.桃栗□年柿八年 □度目の正直 □死に一生を得る □人寄れば文殊の知恵
Tea Break
皆さんは、慣用的な表現(慣用句)には、特に人の体を使うものが多いことに、お気づきでしょう。
また、ことわざには、漢数字を使うものも多くあります。
今回は、そうしたことわざ、慣用句の中学入試問題です。
【問題その1・解答】
① (息)の根を止める。 (息)をのむ。 (息)をこらす。…よって答えは、息。
② (足)が出る。 (足)がにぶる。 (足)が棒になる。…答えは、足。
③ (色)を失う。 (色)をなす。 (色)わけする。…答えは、色。
【問題その2・解答】
A(て)塩にかける…オ
B(くち)が滑る…ア
C(した)を巻く…ウ
D(かた)を落とす…イ
E(あし)が出る…エ
【問題その3・解答】
1.(二)の足を踏む、(三)つ子の魂百まで、一寸の虫にも(五)分の魂、石の上にも(三)年
よって答えは、2+3+5+3=13
2.早起きは(三)文の得、七転び(八)起き、(百)聞は一見にしかず、一を聞いて(十)を知る
よって答えは、3+8+100+10=121
3.なくて(七)癖、仏の顔も(三)度、人を呪わば穴(二)つ、(二)階から目薬
よって答えは、7+3+2+2=14
4.桃栗(三)年柿八年、(三)度目の正直、(九)死に一生を得る、(三)人寄れば文殊の知恵
よって答えは、3+3+9+3=18
Tea Break
どうですか、出来ましたか
算数の問題は、大人でも紙と鉛筆を用意して、真剣に解かないと解答にたどり着けないのですが、国語の知識分野は、通勤の電車の中でも解答できるのが良いですね。
日頃、家庭の中で“ことわざ・慣用句・三字四字熟語・故事成語”などを会話に使ったり、話題にすることは、子供の言葉を豊富にするのに効果的です。
こうした言葉は、国語の学習の中で、知識分野として学ぶより、
“生きた言葉として日常生活の中で覚えていくこと”
が、より大切なことです。
家庭で、保護者の方が日頃こうした語句を使って子供に話しかけることは、
子供の語彙を豊富にするだけではなく、
長い間に培われた人々の知恵を子供に伝える
ことにもなります。
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結構興味深い問題でなおかつクイズ的で、楽しめる問題だと思うのですが、ブログを気軽に読みたい方は、真剣に数字を追っていると、頭が痛くなってくるという方もいらっしゃるようです。
「中学入試問題の算数」は、大人にとっても、頭脳を活性化する『頭の体操』になると思うのですが「苦手なものは、とにかく苦手なんだ」という方に、これから時々別の科目でチャレンジしてもらおうと思います。
年を取っても、子供のように“好奇心旺盛”で“チャレンジ精神”を失わないようにしたいものです。
そこで、今春の中学入試問題に出た国語の知識分野から、“家族で楽しめる問題”をピックアップして、皆さんに挑戦してもらおうと思います。
生徒にとっては、読解力がなくとも、知識欲と少し努力をすれば、国語の知識分野を得意分野に変えることができます
では、前書きはその位にしておいて、早速“国語知識分野バトル”を始めましょう。
Tea Break
【問題その1】
獨協中学校【2】
次の□には共通のことばが入ります。それぞれ漢字一字で答えなさい。
① □の根を止める。 □をのむ。 □をこらす。
② □が出る。 □がにぶる。 □が棒になる。
③ □を失う。 □をなす。 □わけする。
【問題その2】
芝浦工業大学中学校【4】
次の語句について、空欄に適切な身体の一部を表すことばをひらがなで書き入れ、その意味として適切なものを後の解答群から選び、記号で答えなさい。
A □塩にかける
B □が滑る
C □を巻く
D □を落とす
E □が出る
ア 言ってはいけないことをつい言ってしまう
イ 元気をなくし気力を失ってしまう
ウ 驚きあきれ感心して言葉も出ない
エ 予算を超過して赤字となる
オ いろいろ世話をして養育する
【問題その3】
共立女子中学校【2】…(注)一部問題を変えてあります。
次の□には漢数字が入ります。1~4のそれぞれ四つの□に入る漢数字を考えて、その漢数字の合計を、数字でそれぞれ求めなさい。
1.□の足を踏む □つ子の魂百まで 一寸の虫にも□分の魂 石の上にも□年
2.早起きは□文の得 七転び□起き □聞は一見にしかず 一を聞いて□を知る
3.なくて□癖 仏の顔も□度 人を呪わば穴□つ □階から目薬
4.桃栗□年柿八年 □度目の正直 □死に一生を得る □人寄れば文殊の知恵
Tea Break
皆さんは、慣用的な表現(慣用句)には、特に人の体を使うものが多いことに、お気づきでしょう。
また、ことわざには、漢数字を使うものも多くあります。
今回は、そうしたことわざ、慣用句の中学入試問題です。
【問題その1・解答】
① (息)の根を止める。 (息)をのむ。 (息)をこらす。…よって答えは、息。
② (足)が出る。 (足)がにぶる。 (足)が棒になる。…答えは、足。
③ (色)を失う。 (色)をなす。 (色)わけする。…答えは、色。
【問題その2・解答】
A(て)塩にかける…オ
B(くち)が滑る…ア
C(した)を巻く…ウ
D(かた)を落とす…イ
E(あし)が出る…エ
【問題その3・解答】
1.(二)の足を踏む、(三)つ子の魂百まで、一寸の虫にも(五)分の魂、石の上にも(三)年
よって答えは、2+3+5+3=13
2.早起きは(三)文の得、七転び(八)起き、(百)聞は一見にしかず、一を聞いて(十)を知る
よって答えは、3+8+100+10=121
3.なくて(七)癖、仏の顔も(三)度、人を呪わば穴(二)つ、(二)階から目薬
よって答えは、7+3+2+2=14
4.桃栗(三)年柿八年、(三)度目の正直、(九)死に一生を得る、(三)人寄れば文殊の知恵
よって答えは、3+3+9+3=18
Tea Break
どうですか、出来ましたか
算数の問題は、大人でも紙と鉛筆を用意して、真剣に解かないと解答にたどり着けないのですが、国語の知識分野は、通勤の電車の中でも解答できるのが良いですね。
日頃、家庭の中で“ことわざ・慣用句・三字四字熟語・故事成語”などを会話に使ったり、話題にすることは、子供の言葉を豊富にするのに効果的です。
こうした言葉は、国語の学習の中で、知識分野として学ぶより、
“生きた言葉として日常生活の中で覚えていくこと”
が、より大切なことです。
家庭で、保護者の方が日頃こうした語句を使って子供に話しかけることは、
子供の語彙を豊富にするだけではなく、
長い間に培われた人々の知恵を子供に伝える
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