「マッキーのつれづれ日記」

進学教室の主宰が、豊富な経験を基に、教育や受験必勝法を伝授。また、時事問題・趣味の山登り・美術鑑賞などについて綴る。

マッキーの随想:「櫻坂46」は やはり特別なグループか

2021年02月16日 | 時事随想

 平手友梨奈が抜けた「欅坂46」は、グループ名を変えて「櫻坂46」として、紅白にも出場するなど活躍しているようです。圧倒的な、絶対的なエースとしてセンターを務めてきた平手友梨奈がいない欅坂46は、名前さえ変えなければならないほどの変化がありました。絶対的センター・平手友梨奈がいて、その他のメンバーは平手のバックダンサー的な存在であった欅坂46の時代から、楽曲によって適任者がセンターを務める現在の櫻坂46に変わり、グループのメンバーが生き生きとしているようにも見えます。私が感じたそんな状況について、今日は綴ります。

 櫻坂46のファーストシングルは、2020年12月9日に発売された「Nobody’s fault」です。カップリング曲の「Buddies」と「なぜ恋をしてこなかったんだろう?」を合わせた三曲は、その曲に合わせたセンターを選んでいます。代表曲の「Nobody’s fault」は、欅坂46のDNAを感じる主義・主張を前面に出した激しいダンスの曲です。そのセンターは、森田ひかるが務めています。グループの中で一番背の低いメンバーですが、エネルギッシュな踊りと意志の強さを感じる眼差しが印象的です。

 「この世界を変えようなんて 自惚れてんじゃねえよ 泣き言なんか聞きたくもねえ どんなに悔やんでも 叫んだって… やるか?やらないのか?それだけだ もう一度 生まれ変わるなら No! No! No! 綺麗事を言うな 洗っても洗っても落ちない泥だ それでも生きる 強さを信じろ No! No! No! Nobody's fault」・・・まさにこの歌詞は、欅坂そのものだ!

 「Buddies」のセンターは、坂道グループ唯一の中学生で最年少の山崎天が選ばれています。綾瀬はるかに印象が似ていると私は感じましたが、仲間とのつながりや絆をダンスで表現していて、若者に元気を与える楽曲に適任だと思われます。

 「Yo! 元気かい? 君に会いたかったよ Yo! ご覧よ こんな真っ青な空 Yo! 世界は何も変わっちゃいない Yo! 僕たちは あの頃と同じだろう? Yo! 季節の風 花の香り Yo! 緑の木々 漏れる日差し 生きよう 生きよう 生きよう We are buddies We are buddies We are buddies~」・・・若者に対する応援歌だろうか。

 「なぜ恋をしてこなかったんだろう?」のセンターは、藤吉夏鈴です。個性的なかわいらしい感じの顔立ちのメンバーです。恋愛に消極的な少女が、恋に目覚めるというストーリの楽曲で、やはり適任なセンターだと感じます。

 「迷っている人たちよ すぐに告白しちゃいなさい そばで見ている観客より 見つめ合って 抱き合って キスをしましょう 幸せは 参加すること」・・・欅坂の楽曲には、「サイレントマジョリティ」や「不協和音」といった主義主張の強いものと、「世界には愛しかない」や「二人セゾン」のように少女趣味の強い楽曲がありますが、この曲は後者に属するでしょう。そうした楽曲とセンター藤吉夏鈴の感性がフィットしています。



 他のグループと違って櫻坂46のセンターは、その楽曲を代表して表現する趣向が強く、中心的な役割を果たしています。それは、平手友梨奈の役割を継承しているのでしょう。乃木坂も、楽曲により適任者をセンターに据えます。日向坂は、小坂菜緒がダントツの人気らしく、小坂菜緒がセンターを務める楽曲が多いようです。いずれにしろ、楽曲の印象を決定するセンターに立つメンバーは、それなりの風格と表現力があります。それが天性の才能なのか、それともたゆまぬ努力の結果勝ち取った能力なのかは分かりませんが、大変興味があります。



 オーディションを経て乃木坂のメンバーになるだけでもすごいのに、楽曲ごとにその中から選抜メンバーが選ばれるという厳しい現実があります。生まれながに持っている能力なのか、それとも後天的に勝ち取った能力なのか、私の仕事柄後者であると思いたい。ダンス力や歌唱力は無論のこと、容姿さえも努力で勝ち取ったと思われるメンバーがいるからです。ただ、そうした人でも、努力すべき対象を見抜く鋭い感覚、「感が良い」と表現できるセンサーを持っていると感じます。グループのセンターに立つのは、アイドルを目指して努力してきた人たちにとって、目指すべき目標だろうと思います。私は、こうした女性アイドルグループに、ハロプロのモーニング娘のような色気を前面に出す演技に興味がありません。青春にそして人生に立ち向かっていく楽曲とメンバーの生き方には関心があります。櫻坂のセンターは、他のグループよりも楽曲の印象を決定すると言ってもよいほど重要な役割を担っていると思います。ファーストシングルの三曲のセンターを見ながら、欅坂がそうであったように、少女のエネルギーと世の中を変えていく主体となり得る可能性を感じました。

(注)載せた写真は、かつて新宿御苑で同じ季節に撮ったものです。

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