「マッキーのつれづれ日記」

進学教室の主宰が、豊富な経験を基に、教育や受験必勝法を伝授。また、時事問題・趣味の山登り・美術鑑賞などについて綴る。

マッキーの随想:西日本豪雨で考えたこと

2018年07月12日 | 時事随想

 西日本を中心に降り続いた記録的な大雨(西日本豪雨・正式名称は平成30年7月豪雨)の被害は、7月12日現在も拡大を続け、死者は12府県で179人、安否不明は依然として6府県で61人に上る大惨事となりました。今回の自然災害の情報を見聞きしながら考えたことを綴ります。

 
まず近年、世界的に頻発する自然災害の発生メカニズムです。豪雨災害が頻発していますが、その特徴の一つは、極めて強い雨が狭い範囲に降ること、「極端豪雨」あるいは「極端気象」と言われ、マスコミでは「ゲリラ豪雨」とも形容されていますが、これによって土砂災害や洪水が発生するというものです。気象予報で「経験したことのない」という枕詞を付けて状況を説明することが増えました。今までの経験則では判断できないほど特異な気象の頻繁化は、幾つかの理由が考えられます。その中でも地球温暖化が最も有力な原因と言えるでしょう。私たちが今まで行ってきた行為のつけを、これからの人たちが払っていくことになります。そうした意味でも、トランプ大統領のパリ協定離脱は、無責任な行為と非難されても仕方ありません。

 山の崖やのり面の近くに建っている家ではなく、山から少し離れた扇状地的な地形上の建物が、山の表面の崩落による土砂に埋もれてしまっている画像を見ました。日本の国土の7割が山地あるいは丘陵地ですので、そうした地形的な場所は、限りなく存在します。多くは新興住宅地として整備された地域でしょう。近年の特殊な天候に合わせたハザードマップの再構築が必要だと思われます。住民にとっても、まさかという状況が多くの場所で発生したように思われます。

 また、河川の堤防の決壊が相次ぎました。今回の豪雨が、想定外の水量だったことが分かります。こうした特殊な気象を勘案して、堤防の機能評価を厳密に行う必要があります。移り変わる気象とそうした防災設備の状況を関連させながら、的確な情報を住民に知らせるシステムの構築も必要だと思われます。

 高齢者や障がい者の独居者に対する支援は、どうなっているのでしょう。災害発生時には、そうした弱者に大きな負担がかかります。それを地域的な協力で軽減しなければなりません。日頃のきめの細かい防災訓練が必要となるでしょう。今回の災害では、避難が遅れたと思われる事例が多かったようですが、一人ひとりが今までの経験に頼るのではなく行動を起こす必要も感じました。

 国と地方公共団体、地域と個人が垣根を取り払って真剣に対処していくことが重要です。災害発生時に、自民党が酒盛りをしていたと報道されていますが、もっと真剣に取り組んでほしいと願っています。災害において「経験したことのない」という言葉は、政権担当者には免罪符にはならないことを確認しておきたいと思います。

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1 コメント

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仕方ない (tsuguo-kodera)
2018-07-12 19:27:41
 因果は巡る、仕方ない。それが人類。地球のためかも。私は姥捨て山に捨てられるのを覚悟しています。妻と一緒におさらばです。
 わずかな財産はすべて整理整頓しました。お墓も生前戒名も。マンションも。株も。
 あと10年、年金と現金で、石にかじりついて往きます。愛犬はもうすぐ7歳になります。
 愛犬の建立者名で墓石を立てました。妻と犬と一緒に入れる新しい墓です。
 子供たちはお墓は要らない、知らないと言っています。お金だけで良いようです。子供も不要な物は嫌いです。
 親の墓もお寺さんの管理に任せました。いよいよ小寺家も家系が途絶えます。
 郷土史によると結構歴史がありました。息子の子供はいません。せいせいします。何も残らない。無です。
 悟りにあと一歩です。でもまだ、三欲の切れはしが頭に残っています。もう少しです。

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