幸福維新の志士となれ <幸福の科学>

国難打破から、いざ、未来創造へ

脱北者は中国ではなく、日本を目指す

2010年06月13日 | 北朝鮮情勢
 第2次朝鮮戦争の勃発や北朝鮮崩壊により大量の難民が出た場合、脱北者のほとんどは国境を越えて中国に流入すると、これまでは見られていました。中国は90年代半ばと2001年の過去2回、有事の際にどれぐらいの難民が北朝鮮から流入するか、綿密なシミュレーションをしています。これまでの予測では、その数、数十万人以上。

 ところが、つい先日実施された3回目の難民予測調査において、中国は一転して「北朝鮮からの難民は、中国にはほとんど流入しない」という予測を立てたことが、中国政府高官の証言によって明らかになりました。これは本来であれば、日本にとってかなりショッキングな予測結果なのですが、日本のマスコミでは週刊現代がわずかに週刊誌ネタとして採り上げているだけで、なぜか大手メディアでは報道されていないようです。(週刊現代のスクープだったのでしょうか?)

 中国政府は、北朝鮮難民は中国には流入せず、そのほとんどが海を渡って日本を目指すと見ているのです。北朝鮮の国民は現在も厳しい情報統制の下にはありますが、脱北者の証言などが徐々に北朝鮮国内に入るようになり、国境を越えたあとの脱北者がその後、中国で薄給で奴隷のような扱いを受けているという情報が、北朝鮮国内に入り始めたようです。(参照:週刊現代6/19)

 外務省では、北朝鮮から日本を目指してくる難民の数を、約10~15万人以上と見積もっているとのこと。難民受け入れの負担はもちろんのことですが、それ以上に懸念されるのがいわゆる「武装難民」。難民を装った特殊工作員の存在です。麻生元総理は外相時代に「半島有事での10万人規模の難民上陸の可能性」について聞かれ、「当然予想される。しかも武装難民の可能性が極めて高い」と答弁しています。そして、それを防ぐ手立ては今のところほとんどありません。

 覚悟を決めて、日本政府は沿岸部の住民防衛を真剣に考える時が迫っているのではないでしょうか。

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