幸福維新の志士となれ <幸福の科学>

国難打破から、いざ、未来創造へ

Pray for JAPAN

 

北が日本の船舶検査に警告、「無慈悲な報復打撃」

2010年07月13日 | 北朝鮮情勢
ソウル13日聯合ニュース

 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は13日、日本で4日から北朝鮮関連船舶を対象とする貨物検査特別措置法が施行されたことと関連し「もし日本が公海上でわれわれの船舶に少しでも触れれば、即時に軍隊の無慈悲な報復打撃を免れないだろう」と威嚇した。朝鮮中央通信が報じた。
 
 労働新聞は個人筆名の論評で、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)に巨額の債権を持つ整理回収機構に対し、朝鮮総連中央本部の強制執行は可能とする判断を最高裁が下したことにも触れながら、「わが共和国(北朝鮮)の自主権に対する乱暴な侵害行為であり、われわれに対する露骨な政治、軍事的挑発」だと主張した。

 また、報復打撃は世紀をまたいで続く日本のすべての罪悪を総決算するだろうと強調した。

新疆の統治を各省に「領地分封」 中南海の「漢民族化新政策」、災いの種

2010年07月13日 | 中国問題
大紀元日本7月13日
 北京に和田市を、上海、広東省にカシュガル地区を。中共中央政権は最近、新彊各地に対して内陸19省・市が支援にあたるという名目の「一対一支援」制度を加速させている。

 この「領地分封」は、胡錦濤政権が5年間にわたり続けてきた「新疆を漢民族化する政策」の実践で、中共政権が最も不安視する西部地区での政治の安定をはかる狙い。しかし、新疆をさらに不安な地に陥らせる危険性を秘める。香港の中国政情誌「争鳴」が解説する。




 解説記事を以下に要約する。

■19の省・市が新疆を分割 漢民族化の加速

 新疆ウィグル自治区のトップにいた共産党書記は更迭された。現職の王泉氏は退き、湖南省元トップの張春賢氏が就任することになった。それを受け、4月、次期総書記候補の習近平氏は、メディアを管轄する中央宣伝部の部長・李源潮氏と共に、自ら新疆ウィグル自治区のウルムチ市を訪れ、声援を送った。一方、北京市トップの劉淇氏と広東省トップの汪洋氏という中央政治局の2人の主要メンバーも現地に駆けつけて、新疆支援の新政策の実施に取り掛かった。それにより、胡錦濤政権が5年間続けてきた「新疆を漢民族化する政策」はクライマックスを迎え、19の省・市が新疆の統治権を分割するという基本的な構想が練り上げられた。

 この新政策は実質上、全国19の省・市が新疆の12の地区の82の市、「生産建設兵団」の12の師の統治権を分割した。北京、上海、広東、深せん、天津との5大省・市は主に、和田、カシュガル地区を「支援」する。これらすべての地区は、国境沿いの戦略要地である。中国政府の主な関心は、中東諸国と隣接する南部地区の国境線沿いにあるのことは、一目瞭然だ。

■分封政策で政治安定を保つ

 中央政府が新疆を統制する歴史を振り返ってみよう。毛沢東政権は新疆を漢民族化させるため、大量な漢族の軍人と若者を新疆に進駐させた。小平政権は、一部のこれらの漢族を故郷に返し、「緩やかな統治」を試行した。

 江沢民政権になると、1997年から再び、新疆の漢民族化の強化が始まる。「5ヵ年の新疆全力支援」との戦略を実施した。その具体的な内容は、8つの省・市から共産党幹部を新疆に進駐させるほか、最高指導部が直接新疆に経済的な支援を行うことだった。

 胡錦濤政権の下で、共産党幹部の進駐はさらに強化された。2005年、新疆支援政策は大幅に調整された。「幹部支援を主導とし、さらに、経済、科学技術、文化など全分野において支援する」との政策を打ち出した。

 2010年からは、四川大地震の復興建設をモデルとして新疆全域に導入するため、支援プロジェクトと(国への)利益還元を直結させた。互いに利益をもたらすものとして、内陸部の各省・市が新疆の統治・運営に対する積極性と主導性を引き出そうとしている。その具体的な政策内容として、19の省・市が長期的(10年間)に新疆の各地区とそれぞれペアを組み、支援を行うことが挙げられる。実質上、新疆という中共政権にとって敏感な地区を分割して19の省・市に統治させる。

 一部のメディアは、胡錦濤政権による同政策の進展具合を表すデーターについて、すでに報道している。「新疆日報」の2005年7月14日の報道によると、江沢民政権は、「5年間の新疆支援」の政策を通して、北京、天津、上海、山東、江蘇、浙江、江西、河南の8つの省・市から、4回にわたり、計1900人の幹部を新疆に進駐させた。一方、胡錦濤政権が2003年に発足してからの2年間、内陸部では合計2190回にわたり、延べ1.8万人余りの幹部が新疆に入り、視察などを行った。そのうち、省級の責任者が率いるチームは20以上に達している。同時に、新疆からも850回ほど、延べ7900人余りの幹部は内陸部を視察した。

 2005年に発足した「幹部と経済による支援を結びつける」政策により、内陸部から新疆に渡った幹部は3749人に達し、江沢民政権時より97.3%増加した。そのほか、様々な人材延べ40万人を育成。各省・市と新疆の協力プロジェクトは1200個余りに上り、総額250億元に達している。最近のメディア報道によれば、2010年末までに、新疆に進駐する幹部の人数は1万人を突破する。その他の人材育成や協力プロジェクトも数倍に拡大している。

 このように19の省・市が対象地区を定めて長期的にその統治権を握る「支援構図」は、新疆の漢族化を加速し、持続的な安定を得られると胡錦濤政権は確信しているようだ。 広東省の共産党書記・汪洋氏は、4月下旬、新疆を視察する際に、統治権を得る喜びを次のように語った。「新疆での任務は、党と国家の事業発展の全局において、特殊かつ重要な戦略地位にある。中央の要求に沿って、この新たな支援任務の期限は、2011年から2020年まで、過去の支援と比べると、質的な変化がある」。いわゆる質的な変化とは、新疆の資源を占領させて経済利益を得ることで、内陸部の各省・市に新疆の統治権への意欲を引き出すことにある。

 現在、新疆の総人口は1925万人。その内訳は、漢族以外の少数民族1096万9600人、そのうち、ウイグル族は834万5600人で、新疆の総人口の43.35%を占める。漢族の人口は828万400人で、新疆全人口の43.02%を占める。一方、19の省・市が新疆の統治権を分割する新政策を執行して一年後、新疆の漢族人口は大幅にウイグル族を超し、新疆最大の民族となる見込みだ。

■「周」の皇帝に倣った政策か

 胡錦濤政権が新疆の統治権を分割する思案は中国古代「周朝」の皇帝に由来する、と専門家は指摘する。中国古代では、周朝から宗法の原則で統治権の分割制度をはじめた。皇帝は血縁関係のある子弟や功績のある大臣に各地の統治権を与え、諸侯(しょこう、日本の大名諸侯にあたる)となった。すなわち、主君である皇帝の権威の範囲内で一定の領域を支配することを許される。このような方策で当時の政治秩序の安定を保った。

 今日、胡錦濤政権は新疆の12の地区の統治権を内陸部の19の省・市に与え、「互いに利益をもたらす」という経営権を寄与する政策は、周朝の宗法制の原則に非常に似ている。同原則のキーポイントは血縁関係を非常に重視し、血を分けた長男にしか継承権がない。今日の胡錦濤・総書記にとっては、中国共産党の高官は統治権を与えられる「血を分けた長男」であり、漢民族は信頼できる「血を分けた長男」であろう。非中共系の幹部、少数民族の幹部には皆、統治権を握らせてはならない。

 短期的にみると、19の省・市が新疆の統治権を分割するのは、確かに漢族化を加速することができ、一時的に新疆の安定を得られる。しかし、長い目でみると、必然的に一層激化する民族と衝突を引き起こすことになる。政策から、新疆の少数民族の幹部と庶民が全く信頼されていないことが明らかになった。少数民族の強い反発は避けられない。新疆はさらなる危険な境地へと陥っていく。

幸福実現党に関する、参院選・選挙結果と考察

2010年07月13日 | 幸福実現党
幸福実現党観察日記の小生さんが、今回の参院選の結果について
総括してくださいました。

全文転載させていただきます。
小生さん、ありがとうございました!

  ◆

今朝、参院選の選挙結果が出た。
すでにほかのサイトで得票数などは書かれているが、こちらのサイトでも簡単なまとめと分析を行ってみます。
 あとで党から詳しい解説が出ると思いますが、それまでのつなぎに、うちの個人的な分析をご参考までにどうぞ。
 
 まず、得票数と得票率を分析するため、二つの表をご用意した。

(1) 幸福実現党の、地方別の票と得票率まとめ
 ★前回衆院選と比較するため、今回・前回を上下二段に並べた表を作成。

 それと、

(2) 比例区 得票数

 の二つである。
 読むのが面倒な方は、とばして表の後の考察へどうぞ。

――――――――――――――――――――――――――――
(1) 幸福実現党の、各県ごとの得票数と得票率まとめ

※上段は平成22年7月参議院結果
 下段は平成21年8月衆院選結果

選挙区 候補者
投票総数 得票数 得票率
――――――――――――――――――
北海道 大林 誠
投票総数 得票数 得票率
2,767,346   ●22,166 ●0.80%
3,329,159   ●45,263 ●1.36%
――――――――――――――――――
青森 候補者無し
投票総数 得票数 得票率
614,205  ―― ――
784,492 ●9,739 ● 1.24%
――――――――――――――――――
岩手 候補者無し
投票総数 得票数 得票率
 648,442   ――  ――
 802,881  ●7,719 ●0.96%
――――――――――――――――――
宮城 村上 善昭
投票総数 得票数 得票率
 989,029  ●7,319  ●0.74%
1,363,736  ●12,095  ●0.89%
――――――――――――――――――
秋田 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 591,308    ――   ――
 671,747   ●5,661  ●0.84%
――――――――――――――――――
山形 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 605,515   ――   ――
 712,976  ●12,488  ●1.75%
――――――――――――――――――
福島 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 992,441  ――   ――  
1,189,353  ●12,774  ●1.07%
――――――――――――――――――
茨城 中村 幸樹
投票総数 得票数 得票率
1,290,429  ●11,664  ●0.90%
1,547,319  ●40,043  ●2.59%
――――――――――――――――――
栃木 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 897,834  ――   ――
1,070,223  ●18,117  ●1.69%
――――――――――――――――――
群馬 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 922,385  ――   ――  
1,094,024  ●21,589  ●1.97%
――――――――――――――――――
埼玉 院田 浩利
投票総数 得票数 得票率
3,180,454   ●9,536  ●0.30%
3,742,777   ●74,833  ●2.00%
――――――――――――――――――
千葉 牧野 正彦 
投票総数 得票数 得票率
2,657,839   ●12,669  ●0.48%
3,192,049   ●46,859  ●1.47%
――――――――――――――――――
神奈川 加藤 文康
投票総数 得票数 得票率
3,898,727   ●13,459  ●0.35%
4,869,353   ●65,242  ●1.34%
――――――――――――――――――
山梨 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 434,660   ――   ――  
 509,990   ●6,356  ●1.25%
――――――――――――――――――
東京 矢内 必勝
投票総数 得票数 得票率
6,082,403  ●10,496  ●0.17%
6,879,903  ●88,335  ●1.28%
――――――――――――――――――
新潟 笠巻 健也
投票総数 得票数 得票率
1,160,554  ●10,987  ●0.95%
1,417,578  ●15,434  ●1.09%
――――――――――――――――――
富山 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 573,930   ――   ――  
 656,878   ●7,512  ●1.14%
――――――――――――――――――
石川 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 548,664   ――   ――  
 703,618   ●7,859  ●1.12%
――――――――――――――――――
福井 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 415,004   ――   ――  
 477,980   ●6,461  ●1.35%
――――――――――――――――――
長野 臼田 寛明
投票総数 得票数 得票率
1,110,625   ●8,959  ●0.81%
1,294,864  ●14,283  ●1.10%
――――――――――――――――――
岐阜 加納 有輝彦
投票総数 得票数 得票率
 967,331  ●18,138  ●1.88%
1,213,113  ●18,665  ●1.54%
――――――――――――――――――
静岡 中野 雄太
投票総数 得票数 得票率
1,718,868  ●17,633  ●1.03%
2,083,951  ●31,870  ●1.53%
――――――――――――――――――
愛知 中根 裕美
投票総数 得票数 得票率
3,208,758  ●37,338  ●1.16%
3,961,936  ●80,446  ●2.03%
――――――――――――――――――
三重 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 887,351   ――   ――  
1,066,925  ●15,838  ●1.48%
――――――――――――――――――
滋賀 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 653,378  ――   ――  
 766,382  ●11,938  ●1.56%
――――――――――――――――――
京都 北側 智子
投票総数 得票数 得票率
1,091,522  ●11,962  ●1.10%
1,416,209  ●17,568  ●1.24%
――――――――――――――――――
大阪 深田 敏子
投票総数 得票数 得票率
3,910,129  ●21,027  ●0.54%
4,618,472  ●88,212  ●1.91%
――――――――――――――――――
兵庫 高木 義彰
投票総数 得票数 得票率
2,360,831  ●20,651  ●0.87%
2,972,910  ●62,466  ●2.10%
――――――――――――――――――
奈良 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 648,545   ――   ――  
 808,548  ●10,792  ●1.33%
――――――――――――――――――
和歌山 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 482,385   ――   ――  
 596,682  ●10,679  ●1.79%
――――――――――――――――――
鳥取 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 311,778   ――   ――  
 361,371  ●3,839  ●1.06%
――――――――――――――――――
島根 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 420,494   ――   ――  
 460,780  ●4,985  ●1.08%
――――――――――――――――――
岡山 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 864,721   ――   ――  
1,061,695  ●12,965  ●1.22%
――――――――――――――――――
広島 植松 満雄
投票総数 得票数 得票率
1,203,716  ●17,496  ●1.45%
1,579,578  ●26,985  ●1.71%
――――――――――――――――――
山口 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 728,838   ――   ――  
 854,431  ●10,166  ●1.19%
――――――――――――――――――
徳島 竹尾 あけみ
投票総数 得票数 得票率
 372,636  ●3,462  ●0.93%
 456,259  ●5,467  ●1.20%
――――――――――――――――――
香川 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 459,810   ――   ――
 
 571,364  ●7,150  ●1.25%
――――――――――――――――――
愛媛 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 667,586   ――   ――  
 836,816  ●11,372  ●1.36%
――――――――――――――――――
高知 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 402,078   ――   ――  
 427,637  ●3,791  ●0.89%
――――――――――――――――――
福岡 吉富 和枝
投票総数 得票数 得票率
2,196,258  ●25,693  ●1.17%
2,646,936  ●40,124  ●1.52%
――――――――――――――――――
佐賀 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 424,187  ――   ――  
 501,512  ●5,920  ●1.18%
――――――――――――――――――
長崎 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 705,668   ――   ――  
 827,283  ●11,091  ●1.34%
――――――――――――――――――
熊本 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 890,010   ――   ――  
1,044,432  ●16,099  ●1.54%
――――――――――――――――――
大分 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 604,471   ――   ――  
 701,234  ●11,046  ●1.58%
――――――――――――――――――
宮崎 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 518,197   ――   ――  
 632,694  ●10,956  ●1.73%
――――――――――――――――――-
鹿児島 候補者なし
投票総数 得票数 得票率
 796,371   ――   ――  
 988,009  ●11,498  ●1.16%
――――――――――――――――――
沖縄 金城 竜郎
投票総数 得票数 得票率
 543,730  ●10,832  ●1.99%
 679,632  ●10,213  ●1.50%
――――――――――――――――――

地方区 得票数合計
  投票総数 得票数 得票率
58,421,441  ●291,487  ●0.50% (←今回)
70,447,691   ●1,070,803   ●1.52% (←前回)

――――――――――――――――――――――――
(2) 比例区 得票数
平成22年7月参議院選挙
政党名      得票数 得票率
民主党          18,258,978      ● 31.53%
自民党          13,955,350      ● 24.10%
みんなの党       7,863,504      ●13.58%
公明党          7,572,040      ●13.08%
共産党          3,535,346       ● 6.11%
社民党          2,215,683 ● 3.83%
たちあがれ日本    1,221,748 ● 2.11%
新党改革     1,159,878 ● 2.00%
国民新党      991,887 ● 1.71%
日本創新党        490,124 ● 0.85%
女性党          410,340 ● 0.71%
幸福実現党        226,340 ● 0.39%
合計得票数      57,901,218

――――――――――――――――――――――――

 【得票数 まとめと分析】

 いかがだったでしょう。
 まず得票数。その票数だけを見て、がっかりした方も多かったに違いない。
 数だけ見ると、
 「えっ、前回の三分の一しか票が取れてないよ!
 実現党の支持率、前回の三割まで減っちゃったのか……」
 と思えてしまう数字なのだ。

 だがちょっと待った。
 この数字、そういうことではないのです。

 なんといっても、票が少なかった理由の筆頭は、

①候補者が少なかった

 ということ。

 前回は地方の全ての県の全ての地区に候補を出したが、今回は、上の表を見ると、二十八の都道府県で候補者を出していない。
 四十七都道府県のうち、半数以上に候補者がいなかったのだ。

 条件を前回と同じくするために、支持率が変わらないものとして、立候補した県の数で、予想得票数を計算してみると、前回比で、
 
 (47-28) ÷ 47= 0.4

 となるから、今回は、地方区ぜんたいで、
 前回の4割ぐらいの票が取れると、前回と同じ、ということになる。

 では、現実に、どのくらいの票が取れているか。
 表の数字をみると、だいたい地方区全体、前回比で3割ぐらい。

 ということは、前回の七割ぐらいの票を集めた、という計算になる。
 これは、実は、選挙前にリサーチされた、幸福実現党支持率のリサーチと同じ数字であった。
 けして三分の一に落ち込んだのではない。
 前回の七割ぐらいに落ち込んだのだ。

 いま、地方区だけで計算したが、比例区にもその影響は出ているのではないかと思う。
 全国スタッフのがんばりはかなりのものだっただろうが、やはり、マスコミが全く味方しない実現党は、候補者を多くし、現実の路上で一声でも多く聴いてもらうしか戦い方がない。
 そのスタイルにとって、候補者の数が票と相関関係にあるのではないかと推測される。

 では、前回の七割に支持率が減ったとして、その減った原因は何なのか……

 まず、大きな原因として、

 ②死票が嫌われた

 有権者は自分の票が死票になることを嫌い、組織票とか、ひいきの政党があるといった人々以外は、ほとんどの人が二大政党のどちらかに入れたのではないか。
 さらに、今回は、

③小政党の乱立

 があった。
 おそらくどこの小政党も、予測より遙かに少ない得票数に今ごろ渋面をつくっているのではなかろうか。
 小選挙区制で、ただでさえ、小政党に投票する人が少なくなったところへ、前回は「正論を語る小政党」は、実現党ぐらいしか見あたらなかったのに、今回は「たちあがれ日本」などをはじめ、いくつもの小政党が乱立して、票を奪い合った。
 議席ゼロは実現党だけでなく、なんと、国民新党なども同じ。ほかの小政党も一議席とるのがやっと。
 そして、そこへ、とどめのように

④みんなの党の躍進

 があった。
 今回は投票率がひどく低かった。
 おそらく投票に行かなかったのは、マスコミに扇動されて去年民主に票を入れた人たちだろう。
 察するに、その層は、マスコミの言うイメージを鵜呑みにして、去年民主に入れることで、「革命を成し遂げ」たり、「自民にお灸をすえ」、世の中が良くなると思ったはずなのに、埋蔵金は出てこず、民衆の英雄だったはずの鳩山氏は見る影もなくなり、マスコミの言われたとおりの未来は訪れない。
 なんだかよくわからない、つまらない気持ちで、今回の選挙、投票を放棄したのではないか。

 だが、それでもまだ、去年の夢の続きで日本を変えられると思った人々がいて、「みんなの党」を選んだ、ということだろうと思う。
 じつはこの政党はかなり主張に問題がある党で、行き詰まるのは時間の問題のような気がするのだが、もちろんマスコミを唯一の情報源とする一般の人々はそんなこと気づくはずもない。

 結局、この国の人々の意識はわずかしか変わっていないのだ。

 それを痛感したのが、今回、某女性仕分け人議員が真っ先に当選確実が出たことと、女性柔道家の議員の当選である。
 特に、前者は百七十万票を獲得したと言うから唖然とする。仕分けが国をダメにしていることが全く分からない人々が、なんと首都圏だけで百七十万人いたのだ。
 もはや、これから、東京の人が、他県を「田舎は民度が低いよなぁ」と笑いものにしたら、
 「……東京都民は、仕分け人の女議員さんに百七十万票入れたっけねェ」
 と瞬時に言い返せば、ぐうの音も出なくなるだろう。
 もっとおそろしいことに、この女性に関して「百七十万票も得票できるのなら、都知事選に出ても良い勝負が出来るかも知れない」「民主党がばらばらになったら、彼女は知事になってしまうかもしれない」という恐ろしい予測がちらほら出ていることだ。思わず背筋が寒くなった。

 ……まあ、都民を見ても、その程度の認識である。
 マスコミ信仰の徒である人々にとっては、「みんなの党」は、自民じゃないし、トップの渡辺喜美さんはなんとなく父上の代からなじみがあって信用がおける気がするし、なにより最も大事なこととして、マスコミからも叩かれていない、ということあたりで、「民主に続く希望の星・パート2」みたいな感覚で入れたのではないかと思う。
 特に、実現党との関連で言えば、郵政の件で、「みんなの党」は正論めいたこともいっているので、衆院選で幸福実現党に入れた「正論好き」の人々の票も、かなりこちらに流れてしまったのではないか。
 実現党に入れても死票になるが、みんなの党なら自分の票が生きる。

 以上が実現党が票を減らしたことに関する、大まかな考察である。
 どうしてどうして、これらの荒波をくぐりぬけて、前回比七割の支持率をとどめているとは、りっぱな実力の証明ではなかろうか。
 少なくとも、一回で終わる泡沫政党ではなかった、と言える。

【地方の健闘、沖縄の躍進】

 さて、都道府県別に実現党の票を見てみると、面白いことに、東京都周辺はまったく奮っていない。
 そのかわり、東京を補うかのように、地方は前回の七割から八割程度の得票率を得、健闘している。
 地方では、場所によっては支持が増えている、といえる。
 その根拠として、こんな話を聞いてきた。

 ……じつは、うちのご近所の支部の会員さんの中に、リサーチ会社のパートをやっている人たちがいる。
 その人たちの話では、
 「ふしぎなのよねぇ。
  前回の衆院選で、「どの党にいれますか」「だれにいれますか」の電話アンケートをやったときは、まる二日、電話をかけて、「幸福実現党とか、その候補者に入れる」っていったひとは一人いるかいないかだったのよ」
 「だけど、今回は、予算の都合でそれよりずっと少ない人数に電話調査したんだけど、一日で一人とか、三人とか、うちの候補の名前言う人がでてくるんだよねえ」
 「しかも、面白いことに、「候補者の名前」で出てくるの。その人たち、政党名だと「白票で出す」とか、「まだ決めてない」っていうんだよー。党より候補者なんだねぇー」

 ……現場が言うのだから間違いない。
 ひとえに、マスコミを介さずに街頭で声をからした候補者達のがんばりである。

 その中でも、今回最高に票をのばしたMBPは、沖縄であった。
 前回にくらべ、三割増しの得票数。(棄権率を考えると、支持率はもっと伸びているとも考えられる)
 ……得票率で言えば、都内の十倍くらいあるのではないか。

 理由ははっきりしている。
 これはもう、間違いなく、マスコミが「九万人」と報じた、「普天間反対の大集会」に乗り込んでいって、さんざんな目に会いながら
「普天間に基地は必要です!」
 と叫び、訴え続けたその姿と主張に因したことが、票をのばしたのだ。
 ほんとうによくやってくれました。すごいよ沖縄。

【明らかに信用はついている】
 さらに、じつは、ここには書けなかったが、まちがいなく実現党が浸透しているという手応えがある数字があるのだ。
 それは、各県の中の、さらに各市町村別の得票率である。

 今朝、わが県の選挙結果のテレビで、市町村ごとの得票率を見ていたうちの実母が驚いて叫んだ。

 「ちょっと! ××市だけ、実現党の候補の得票率が異常だわ! よその倍以上あるじゃないの! これ、どうしたのよ!」

 ……そうなのだ。
 うちの県の候補者は、最も重点的に回ったはずの市内ではなく、ちょっと離れた隣の隣ぐらいの市で、倍以上の得票率を得ていたのだ。
 なぜか。
 じつは、得票が、よその市の倍以上あった××市は、前回の衆院選に、うちの候補が立候補して戦った区域なのである。
 今回、彼は、前回戦った××市を出て、県庁所在地のある、●●市に引っ越してきて、一から仕切り直して参院選を戦った。
 正直、彼が、はじめて、必死に回った、●●市内の得票率はたいしたことがなかった。
 しかしね前回、衆議院の時に戦った××市の得票数が、なんと、他の地区の二倍から三倍近くはねあがっていた。
 ありがたいことに、前回の選挙区の人たちは、彼を覚えていてくれたのだ。
 彼の主張を記憶していてくれ、一票をいれてくれた。
 今回の選挙で、彼は総合で、一万票以上を得票することができている。

 こうしたことは、全国で起きているはずである。
 候補者の本気と熱意が燃え上がる地域は、あきらかに結果が出ている。
 まちがいなく、回を重ね、本気で戦い続ければ、信用がついてくる。
 実現党の選対は、おそらくこの事実に意を強くしているに違いない。
 『何ら恥じることはない。この戦いは、次につながる』、と。

【幸福実現党の意志】

 少し前になるが、幸福の科学で行った、ジーン・ディクソンの霊言では、「民主がダメでも政局はまとまらず、日本は混乱し続けるばかりだろう」とのことであった。
 (ちなみに、ディクソン女史の霊言では、その混乱が続く中、日本が中国の属国になるのは確実で、もはや時間の問題だそうである)

 しかしもうひとつ、今後の政局に関して、西郷隆盛の霊言であったか、
 「いまの小さい政党は、みななくなる。資金難で潰れていく」
 とも断言されていた。

 これは実現党にとっては、有利な話、とも受け取れる。。
 なぜなら、小政党が全て潰れてしまっても、確実に実現党は戦い続け、信用を増し続けていくだろうからだ。

 大川総裁は、

 「幸福実現党が政権を取るには、三十年ぐらいかかるでしょう。
 そのとき私は地上にいません。
 でも、皆さんの理想を妨害する勢力は、すべて私が撃ち落として行きたいと思っています。
 みなさん、数十年後、私の墓前に「やりました! 政権、とりました!」といって報告にきて下さい。」

 というような内容を、青年部相手の講義で話したという。
 この大川総裁の意志は、まちがいなく、実現党の意志である。

 彼らは、自分たちの死後に来る日本の繁栄のために選挙を戦っている。

 今はまだ、出ては打たれ、出ては殴られ、死屍累々を築いては、人々に指さして笑われる実現党。
 しかし、歴史上、打ち倒されても打ち倒されても、ひたすら前に出て勝利した人々は、枚挙にいとまがない。

 前回の衆院選の終了後、
 「長州藩は負け続け、負け続けして最後に勝った。我々もそれに続く!」
 という話を本地川党首がしていたが、世界の歴史にも有名な話はいくらもある。

 あのマハトマ・ガンディーの指導した、「非暴力、不服従」によって独立をかちとったインドの人々。
 映画「ガンジー」では、隊列を組んで迫ってくるインド人たちを、えんえんイギリス兵が殴り倒す場面がある。
 イギリス兵たちは、嘲笑っただろう。
 力一杯、殴り倒したインドの人々を見て、「もう次はやってくるまい」と思っただろう。
 だが、人々は、再び立ち上がり、ひたすら前に出て幾度でも打ち倒された。
 そして、その意志は母国を変えた。
 彼らは知っていたに違いない。
 正しい理想の名のもとに、打ち倒されるは栄光である。
 打ち倒されて立ち上がるたびに、その身は勝利に近づいている。
 
 実現党もまた、この参院選を敗北とは思っていないだろう。
 倒されて立ち上がる姿こそが、最大の信用を増す実績になっているのだから。

 ……さて、次の戦いは、早ければ秋、といわれている。
 幸福実現党、つかの間の夏休みに突入である。
 みなさん、ごくろうさまでした。
 衆院選で、また会いましょう。

幸福実現党 役員一同からのメッセージ

2010年07月13日 | 幸福実現党
林雅敏 幹事長



ご支援者の皆さま

今回の参院選におきまして、多大のご支援を頂き、
本当にありがとうございました。

降りしきる雨の中、日照りの中、ただひたすらに、
ご支援の運動を展開して頂き、本当にありがとうございました。

一軒一軒、ポスター貼りやご支援のお願い、
また、街頭でのチラシ配りや辻たち演説、そして電話かけなど、
皆さんのご支援のおかげでの選挙活動だったと心から感謝しております。

結果はとても残念で、正直言って、悔しいです。

私達の主張に共感される方々が数多くいらっしゃるという手ごたえは
確実にありましたが、
投票行動に結びつけるエネルギーにはならなかったことが、残念でなりません。


しかし、マクロ的にみると、国論を保守に回帰させた影響力はあったと思います。

幸福実現党の主張が、鳩山前政権の迷走から日米安保を守り、
菅政権の増税路線に打撃を与え、
世論の保守への回帰を導いたことは事実であると思います。


まだまだ、苦しい局面が続きますが、
正しい主張は大きな目で観れば必ず実現することを信じて、
これからも邁進してまいります。

さらなるご支援をお願いいたします。

◆ ◆ ◆

黒川白雲 政調会長



参院選の結果を受けて

猛暑の中での17日間の熱闘に続き、昨日7月11日、
参議院選挙の投票が行われました。
私自身を含め、幸福実現党の候補者が厳しい闘いを戦い抜くことができましたことは、
全国の皆様の大いなるご支援、ご声援のおかげであります。

幸福実現党は、結果として、力及ばず、
議員を輩出することはできませんでした。
力の限り御支援頂きました数多くの支援者の皆様、票を投じて頂きました皆様には、
御期待にお応えすることができなかったことを心よりお詫び申し上げます。
全て私の不明不徳の致すところであり、誠に申し訳ございませんでした。

私たち幸福実現党は、「民主党政権による国難を阻止する」という
目標を掲げて戦って参りました。
そして、他のどの党よりも民主党批判を鮮明にし、
日本の明るい未来の方向性を提示して参りました。

民主党の予想以上の大敗、単独過半数を阻止できたことは、
幸福実現党の厳しい批判が大きな影響を及ぼしたことは間違いありません。
これは、幸福実現党がいち早く民主党政権の間違いを指摘し、
繰り返し訴えてきたことが功を奏したと言えると思います。

幸福実現党は「民主党政権になれば、消費税増税で不況が深刻化する」
「国防が弱体化し、日本が中国の属国になる可能性がある」
「教育の質が低下し、日本が衰退していく」等、
民主党の間違いを明確に指摘して参りました。

もし、民主党が参院で過半数を取っていれば、
消費税10%はもちろん、所得税の累進課税の強化、共通番号制の導入、
永住外国人に対する参政権付与法案、人権擁護法案、夫婦別姓法案、
戦後補償法案等、日本を解体させるような法案が、
次々と通ってしまうところでした。

このように争点を明確にして選挙戦を戦い、言論戦をリードし、
国民世論に大きな影響を与えることができたことに
一定の手ごたえを感じております。

この主張が一定程度受け入れられたことは、
一ヶ月の内に菅政権の支持率が40%を切るところまで
急落したことにも現れています。
そして、多くの方々が、菅政権の間違い、危険性に気づき、
民主党に投票した方が前回に比べ、10%近く減りました。

しかし、残念ながら、民主党から離れた票のほとんどが、
自民党やみんなの党に流れたことは、私たちの実力不足であり、
国民の皆様が政権を付託するに足る政党となるべく、
今回の結果を謙虚に、厳粛に受け止め、深く反省し、
次回の勝利に繋がる教訓を得、努力に努力を重ねて参る所存です。

選挙の結果は厳しいものでしたが、国難はまだ終わっておりません。
日本を衰退の淵から救い、「最大幸福社会」を実現すべく、
私たち幸福実現党は、本日より再び戦いを始めて参ります。
今後とも引き続き、ご支援、ご指導、何卒よろしくお願い申し上げます。

◆ ◆ ◆

矢内筆勝からの感謝の言葉



17日間の激しい戦いをご支援いただき、本当に本当にありがとうございました!
開票の結果、最終的な得票数は.10496票でした。
残念ながら当選には至りませんでしたが、
皆様と共に大いなる理想を胸に、その実現に向け、
全力を尽くせたことに、心より感謝申しあげます。

また、昨年の立党以来、私たち幸福実現党が訴えてきたさまざまな政策が、
確かに国民に浸透し、
また着実に支援の環が広がっているという実感をつかむことができました。

さらに、東京都の東から西までくまなくうかがうことができ、
それぞれの地域の皆様がたの熱い思いに後押ししていただき、
選挙を最後まで戦いぬくことができました。
それが何よりも、私のかけがえのない財産と自信にもなりました!

今後も、「日本と子どもたちの未来を守る!」を合言葉に、
力強く政治活動を展開していきます。
すべてはここからのスタートだと思っています。
私、矢内筆勝は、日本の国難打破に向けてこれからも、
必ず、必ず、勝利の日まで、皆様と共に頑張ってまいります!
今後とも何卒、よろしくお願いいたします。


◆ ◆ ◆

佐藤なおふみ 選対委員長



今朝、党本部のある銀座から戻ってまいりました。
7月11日、第22回参議院選挙は、民主党の大敗、自民党の復活、
みんなの党の躍進という結果に終わりました。

まずは、17日間共に戦い抜いて下さった運動員の皆様、党員の皆様、
そして、暖かいご支援を頂きました
一般有権者の皆様に、心より感謝申し上げます。

残念ながら今回も議席を獲得するにはいたりませんでしたが、
「民主党に単独過半数を絶対に獲らせない」という
当初の目的は達成することができました。
また、二回の国政選挙を経験し、至らない点等々、数多くを学ばせて頂きました。

今回の選挙戦の結果を謙虚に受け止め、反省すべき点は反省し、
必ず次回につなげてまいりたいと思います。

今後とも、誠実に愚直に真剣に、政策を訴え続ける中で、
私たち幸福実現党の思いを国民の皆様にしっかりと受け止めて頂けるよう、
努力精進してまいります。

何卒、幸福実現党を末永くご支援頂けますよう、よろしくお願いいたします。


◆ ◆ ◆

饗庭直道 広報本部長代理



長引く不況や北朝鮮のミサイルを始めとする安全保障の問題、
また崩壊しつつある社会保障制度など、
多くの国民は今、かつてないほど未来への不安を感じています。
また、サブプライム問題やオバマ大統領の登場など、
世界は劇的に変わりつつあります。

にもかかわらず、既存の各政党の取り組みをみると、
残念ながら国民の負託に応えているとは言いかねるのが現状です。

また、長らく政治改革の必要性が叫ばれている中、
「世襲制」を中心に、いつも同じような顔ぶれで、
その首をすげかえていくだけの政治では、日本の未来は大丈夫なのか、
という疑問は広がるばかりです。

つまり、今までの日本では、
政治家が新しい時代に対応するビジョンや理念を持っておらず、
「どんな国を創るのか」が発信されてこなかったのです。
政治家は国民の声にもっと耳を傾け、
勇気をもって方向性を指し示さねばなりません。

変革の時代に必要なのは、これまでの経験ではありません。
大事なのは、志であり、見識であり、行動力だと考えます。
だから、この度、『幸福実現党』は立ち上がりました。

私たちには、未来へのビジョンがあります。日本を変える理想もあります。
先見性にみちた目の覚めるような斬新な政策の数々があります。
日本の混迷を打開し、国民の幸福を倍増するために、
私は全力を尽くしたいと思います。

◆ ◆ ◆

かとう文康



長く、広く、熱かった夏の選挙戦も終わりました。

民主党大敗による与党過半数割れという、今回の参議院選の結果は、
日本の将来を考えれば、実に好ましいものであります。

幸福実現党も、日本の国論を保守回帰させるために
大きな役割を果たしたのは間違いなく、その意義は大きいと思います。

しかしながら、選挙結果自体は、比例・選挙区とも実に厳しく、
議席獲得に至りませんでした。
私自身も、前回の出馬である、昨年10月の参議院補欠選の結果と比べて、
得票・得票率ともに大きく下回り、
皆様から頂いたご支援を結果に結び付けることができませんでした。

候補者乱立で、みんなの党の一番強い地域等、理由は多々あるとはいえ、
結果についてはまさに不徳の致すところで、申し訳ない限りです。

民主党の批判票を十分に受け止めきれず、
新たな上積みができなかったところは、具体的にしっかり反省・分析し、
必ずや、新たな発展へとつなげて参ります。
我が党の主張は、常に時代に先んじているため、
先駆者としての苦悩は尽きませんが、
今後とも、未来政治への指針づくりに励んで参ります。

選挙戦中も、県内各地で、多くの激励に出会い、
多くのご支援を頂戴致しました。
全てが、よき思い出であります。
誠にありがたく、心の中の宝とし、今後の飛躍の糧として参ります。
ありがとうございました。

真っ赤に日焼けした顔を、鏡で見つめながら、、、
2010.7.12  横浜にて 
加藤 文康