発達した低気圧と前線の影響で昨日の夜から激しい雨に見舞われた
京都の保津川では、12日午前1時現在で河川の水量が、乗船場のある
亀岡市保津町で3m40㎝、渓谷内の保津峡では、な、なんと5m35㎝という近年稀にみる大増水となっており、
今後の雨の降り具合により河川氾濫へ予断を許さない事態となっております。
保津川下りの舟は普段から河川岸の人工湾に係留しているのですが、
今日の午後、川から引き揚げ、安全な河川敷に緊急避難させました。
夜から雷を伴い激しく振った豪雨により、一気に河川水位が上昇し
一時間で約2mという異常な増水状態を起こし、今も増え続けています。
舟の緊急避難を日が明るい内に済ませておいたことは、いまさらながら
正しく適切な判断であったと思います。
これが見通しが悪くなる夜に引き揚げ作業を行うと
作業の危険度は増し、肉体的はことはもちろん精神的にも
かなりのリスクを背負うことなります。
とりあえず、舟の避難は済んだものの、この水位状態では
舟の運航の目途は当分立たず、しばらくの運休は覚悟しなくては
なりません。
GW期間中は天候にも恵まれ、例年以上の営業成績を上げ、今週からは
全国から中学生の修学旅行生の予約も二ケタで入っており、また
英国王室からの手紙や中谷美紀さんのスピーチなど、保津川下りに
とってはかつてない‘追い風’が吹いていた時期だけに、今回の運休は
とても残念でなりません。
これだけの増水です。
川の水位が減少しても、川底や流石などで川の状態は
かなり荒れていることも想像されます。
川のダメージが少ないことを祈らずにはいられません。
自然の猛威は本当に恐ろしいものです。
東北の震災ほどではないですが、我々自然の中で仕事をする者には
自然の猛威にいつも畏怖の念を抱かずにはおれません。
そして「自然に合わせて生きる難しさ」を感じずにはいられません。
自然・・・それは生きるための恵みを与えくれ、美しい風景美を見せてくれる
母なる存在である一方、厳しい叱咤を与える父なる存在でもある。
でも、人は自然の中でしか生きることができない存在なのです。
氾濫する川の水は、この春の保津川下りが蓄えたモノと
「活気」までも一緒に押し流していくようです。・・・
しかし、水は必ず引きます。
また一から仕切り直しです!
この繰り返しが永遠に続くことが、自然とともに生きるということなのですから。
京都の保津川では、12日午前1時現在で河川の水量が、乗船場のある
亀岡市保津町で3m40㎝、渓谷内の保津峡では、な、なんと5m35㎝という近年稀にみる大増水となっており、
今後の雨の降り具合により河川氾濫へ予断を許さない事態となっております。
保津川下りの舟は普段から河川岸の人工湾に係留しているのですが、
今日の午後、川から引き揚げ、安全な河川敷に緊急避難させました。
夜から雷を伴い激しく振った豪雨により、一気に河川水位が上昇し
一時間で約2mという異常な増水状態を起こし、今も増え続けています。
舟の緊急避難を日が明るい内に済ませておいたことは、いまさらながら
正しく適切な判断であったと思います。
これが見通しが悪くなる夜に引き揚げ作業を行うと
作業の危険度は増し、肉体的はことはもちろん精神的にも
かなりのリスクを背負うことなります。
とりあえず、舟の避難は済んだものの、この水位状態では
舟の運航の目途は当分立たず、しばらくの運休は覚悟しなくては
なりません。
GW期間中は天候にも恵まれ、例年以上の営業成績を上げ、今週からは
全国から中学生の修学旅行生の予約も二ケタで入っており、また
英国王室からの手紙や中谷美紀さんのスピーチなど、保津川下りに
とってはかつてない‘追い風’が吹いていた時期だけに、今回の運休は
とても残念でなりません。
これだけの増水です。
川の水位が減少しても、川底や流石などで川の状態は
かなり荒れていることも想像されます。
川のダメージが少ないことを祈らずにはいられません。
自然の猛威は本当に恐ろしいものです。
東北の震災ほどではないですが、我々自然の中で仕事をする者には
自然の猛威にいつも畏怖の念を抱かずにはおれません。
そして「自然に合わせて生きる難しさ」を感じずにはいられません。
自然・・・それは生きるための恵みを与えくれ、美しい風景美を見せてくれる
母なる存在である一方、厳しい叱咤を与える父なる存在でもある。
でも、人は自然の中でしか生きることができない存在なのです。
氾濫する川の水は、この春の保津川下りが蓄えたモノと
「活気」までも一緒に押し流していくようです。・・・
しかし、水は必ず引きます。
また一から仕切り直しです!
この繰り返しが永遠に続くことが、自然とともに生きるということなのですから。