保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

鶴居村 鶴居村営軌道の車両たち

2015-06-05 10:06:00 | 十勝・釧路・根室(北海道)


場所:鶴居村鶴居東5丁目3 ふるさと情報館みなくる
保存車両:鶴居村営軌道自走客車(無番号)、同機関車(無番号)
(2015年6月3日訪問)

かつて存在した鶴居村村営軌道で使用されていた車両です。
国鉄新富士駅付近から中雪裡(現在の鶴居村中心部)や新幌呂を結んでいましたが、1968(昭和43)年に全線廃止されました。762mmのナローゲージです。


長らく鶴居小学校横の郷土資料館にて保存されていましたが、2014年7月に500m程離れたふるさと交流館へ移設されました。車体は再塗装され、屋根が設けられるなど以前より保存状態が良くなっています。


模型資料向けに真横から撮影。塗装は郷土資料館に置かれていた頃よりも濃い色になっていますが、こちらの方が現役当時に近いようです。


泰和車輌製のディーゼル機関車。泰和車輌製のナロー用機関車で現存するものはこの車両だけですが、同じような形態の機関車が浜中町や枝幸町歌登で保存されています。


かつて郷土資料館に置かれていた時の姿です。薄い青色だったことと、自走客車の屋根周りの塗り分けも違う事が分かります。


かつて車両が置かれていた郷土資料館(鶴居村鶴居西5丁目4)です。電柱の後ろ側に車両がありました。
2015年に訪問すると郷土資料館も閉鎖されているような感じで、郷土資料館もふるさと交流館に統合されたものと思います。

(参考)
この場所より200m程離れた鶴居中学校に、鶴居村営軌道の有蓋車が保存されています。


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