場所:むかわ町穂別富内 富内鉄道公園
保存車両:オハフ33-1568、スハ45-26
(2011年9月14日訪問)
廃止となった国鉄富内線富内駅跡に保存されている車両です。ライダーハウスとして利用されています。
スハ45-26です。塗装は独自のものとなっていますが若干痛みが見受けられます。
オハフ33側から。
このオハフ33は、戦後型と言われる折妻絞り屋根が特徴です。戦後すぐの物資・労働力不足を反映した形態です。
オハ35を緩急車化した車両です。車掌室窓は釧路区配置車によく見られた住宅用ユニットサッシになっています。
オハフ33-1568の床下。温気暖房機(ウェバスト暖房機)が設置されています。
北見区に配置された時期があるため、混合列車に使用する場合に備えて付けられたものと思います。
この富内駅跡地には当時の駅舎が残る他、銀河鉄道を模した「天へ向かうレール」が設置されています。
2016年8月16日 現存を確認
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