保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

【千葉】銚子市 ヤマサ醤油のオットー機関車

2011-12-01 01:42:00 | 千葉

場所:千葉県銚子市北小川町 ヤマサ醤油第一工場
保存車両:ディーゼル機関車(無番号) ※通称オットー
(2011年11月29日訪問)
 ※許可を得て撮影

銚子電鉄仲ノ町駅から徒歩5分程の所にある、ヤマサ醤油の工場で保存されている小さな機関車です。国内現存最古のディーゼル機関車と紹介されています。


この機関車は大正9年にドイツのドイッツ社で製造されました。ヤマサ醤油専用線には昭和32年にやって来て、昭和39年に廃車されました。廃車後も保管され現在に至ります。
単気筒エンジンと大きな弾み車を搭載し、このエンジン方式はオットーサイクルと呼ばれます。発案者がオットー氏であったことから、この機関車も「オットー」と呼ばれています。


現在はガラスのショーケースのような部屋に収められ大切に保存されています。
この機関車は1067mm軌間で国鉄貨車の牽引に活躍していました。連結器の大きさや高さからこの機関車がとても小さいことが分かるかと思います。


運転台です。
現役当時のままかは分かりませんが、どうやって走行させるのか見当も付きません。おそらくブレーキ(手ブレーキハンドル)とアクセル(マスコン)だと思いますが、細かい制御は出来たのでしょうか?

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