場所:岡山県岡山市東区西大寺上1丁目 両備西大寺バスターミナル
保存車両:西大寺鉄道キハ7
(2016年3月7日訪問)
かつて岡山市街と西大寺市街(現在は岡山市に合併)を結んでいた軽便鉄道、西大寺鉄道で活躍した気動車です。日本では珍しい軌間914mmのナローゲージです。
現在は西大寺鉄道の生き残りとも言える両備ホールディングスのバスターミナルの一角で保存されています。
1936(昭和11)に製造され、路線廃止の1962(昭和37)年まで活躍しました。当時流行した流線形スタイルで、京阪電鉄60形電車の影響を強く受けています。
室内へは立ち入り出来ませんが、窓越しに見学出来ます。
運転台は簡素なもので、ブレーキ弁と手ブレーキハンドル(手前の円形のもの)が備えられています。
左側のレバーはマスコン(スロットル)かと思われます。機械式気動車なのでシフトレバーがあるはずですが、取り外されているのか見当たりません。スロットル部分の内の1本がシフトレバーなのでしょうか。
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