場所:東京都品川区東品川3丁目14 東品川公園
保存車両:上武鉄道7
(2015年3月20日訪問)
京急新馬場駅南口より徒歩5分程の場所に保存されている車両です。
訪問当日は公園全体が大規模な改修中であり、機関車に近づくことは出来ませんでした。しかし隣接する道路歩道橋から姿を確認出来ます。
1897(明治30)年にアメリカ・ピッツバーグ社で製造された機関車で、伊賀鉄道(現存する元近鉄の伊賀鉄道とは別の鉄道)が輸入しましたが、伊賀鉄道は開業することなくこの機関車は注文流れとなりました。
その後阪鶴鉄道→鉄道院→播丹鉄道→西武鉄道→上武鉄道と渡り歩き、1965(昭和40)年に廃車されるまで68年間も働き続けました。
2-6-0(1C)というタンク機関車としては珍しい軸配置です。従輪が無いため炭庫や水槽を大きく出来ないことやバック運転での走行性能の悪さから、タンク機関車は従輪付きがほとんどです。