大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

公金の不正使用と裏金の温床(土井)

2008年10月22日 08時21分09秒 | Weblog
先回は岐阜県、今回は愛知県と岩手県の件が盛んに報道されています。
他の都道府県や自治体においても、程度の差こそあれ日常茶飯に行われているであろう事は世間一般の常識となっています。
しかし指摘された所だけが「再発防止に心がけます」「申し訳ありませんでした」と頭を下げています。
次回はどこが指摘され、頭を下げる写真が載るのでしょうか?

どこの団体の会計報告でも普通前期からの繰越金と次期への繰越金があります。
事業を継続していれば当たり前のことで無い方がおかしいのです。
ところが県や市町村の会計は会計年度末までに予算を使い切ることを求め、使い切れなかった分は補助金は返還しなければならず、来期分からは削減されます。
だから誤魔化してでも使い切ったように処理し、次年度繰越を0にするという必要悪が必然的に生じます。
また実際に使い切るために年度末近くになると不要不急の工事が増えたりもします。

4月1日から3月31日までの一年間に年間予算執行が完全に行われる訳がありませんが、この単年度会計という誰が考えてもおかしいと思われる制度にメスを入れることなく、出来もしない再発防止を誓うか、無駄使いに走るかの現状が維持されています。
税金を本当に合理的、有効に使うためには繰越金を認める継続会計にするべきだと思いますがどうでしょうか。
頭のいい人がいっぱい居るのに、この制度改革を唱える人がいないのが不思議でなりません。

今日は同期会です。
朝方まで雨が降ったらしく地面は濡れていますが今は止んで薄日が射しかかっています。
カーナビで調べたら小牧空港まで30分弱でした。
これから支度して出掛けます。