厳選！ポカポカ地蔵の選んだ「サラリーマン川柳、三首」その327

　　　　着物よりも
　　　　　　　お参りよりも
　　　　　　　　　　　千歳飴

　　　　　七五三～
　　　　　母も婆も爺も正装する
　　　　　記念写真の主人公は
　　　　　やはり孫じゃね

　　　　やんわりと
　　　　　　　言えばうすらぐ
　　　　　　　　　　　　自分色

　　　　　丸い卵も
　　　　　　　切りよで四角
　　　　　ッて言うじゃん～
　　　　　やんわり

　　　　選曲で
　　　　　　ばれてしまった
　　　　　　　　　　　　若作り

　　　　　そりゃあ～
　　　　　しょうがない
　　　　　あたりまえだよ
　　　　　若作りなどせずにさあ～

　　　　　ＳＴＡＹ　ｙｏｕｎｇ

朝の言葉～

　　　　私は成功の如何を
　　　　さして顧慮せず
　　　　静かに自分の道を
　　　　歩み続けた
　　　　また自分の敵に
　　　　出来るだけ
　　　　意を用いなかった
　　　　　　　　ゲーテ

　　　　　これを読んでカーライルの
　　　　　「地の塩」を思い出した

　　　　　偉大な静かな人！
　　　　　軽薄な言論、浮薄な行動の多い
　　　　　騒音に溢れた味気ない世間を
　　　　　見回せば、思考は好んで
　　　　　沈黙の勝れた王国に向かう

　　　　　高貴な、静かな人々
　　　　　それはあちこちに散在し
　　　　　それぞれ己が領域を守る
　　　
　　　　　静かに考え、静かに行い
　　　　　新聞に載ることもない人々！
　　　　　それらは誠に地の塩である

　　　　　静かに自分の道を歩こう～