ユリイカ - deep breathing

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ちょっと機嫌をなおしたハワード

2009-11-26 13:23:45 | 家族

どうも最近ハワードがよってきません。
ホカホカ竹カーペットの上でくつろいでいるので人間の膝がいらないのかもしれませんが
写真を撮ろうとしてもカメラ目線くれないし~
ブラッシングしたりなでなでしてあげてちょっと機嫌をなおしたハワードです。
やっぱり私も入院で家にいなかったり、その後も調子が悪かったりで気持ちに余裕がなかったのかな。

夫とも今後の治療方針のことで食い違いがありました。
彼は元々科学者ですから、あらゆる西洋医学を駆使して現在寛解状態になっている
ある肺癌の男性患者さんのブログをバイブルのようにしていて
この方はこうやって治っているんだから... とよく言われました。
でも、私とその方は同じ体ではありません。
とにかく、私は明日のCT、血液検査などの結果が良かろうと悪かろうと抗癌剤治療を
続ける意志はないので、それを尊重して欲しいとお願いしました。

不本意な様子でしたが、なんとか了解してもらいました。

男性の考え方と女性の感じ方は違うし
体の不調の感覚はなかなか伝わらず、面倒だけれど
言葉を尽くして家族に伝えないとなかなか判ってもらえないようです。

患者本人と患者の家族の気持ちというのもまた違います。

猫のハワードですら、何か変化を感じているのですから
家族の心労はなおさら。
わかってはいるけれど、這うようにして食事や掃除をし身の回りの事を
やっている私としては家族の気持ちを理解する余裕が少ないと反省することしきりです。

もちろん夫もゴミ捨てや洗濯、洗い物など、一生懸命やってくれています。
そして私にとって今は食事作りはリハビリのようなものなので
ちょっと体がだるくても自分でやることで元気になっているところがあります。

私は今、自分の命の可能性に積極的になれない気持ちがどうしてもあるので
(医師から肯定的な見解を聞いたことがない)
そういう思い込みを捨てること、自分の体の力を信じること
家族と体調や考え方について、折に触れて話し合うこと
そういう事をすることが、今大切だなと感じています。