まもなく、宝島社から『名宝で辿る 法然と浄土思想のすべて』が発刊される。監修は、岩田文昭師。TJmook、税別1,400円。岩田師は、法類(寺関係の親類)となる。以前にも中公新書『浄土思想』を出されたが、続いての発刊となる。法然上人の伝記や由緒寺院などの紹介は、とても読みやすいし、全体を網羅しているし、お勧めの本。法然上人の父親が亡くなった時期については、私の考えとは異なるが、典拠の違いに依るものとなる。