気まぐれ日記

気ままに、また、思い出に

正倉院の世界 東京国立博物館

2019-11-09 | 美術館(キルト展を含む)
11月6日からの展示替えがあり、後期展示品を観に出かけました。
並んでいると暑いし、天気が良くて日焼けしそうで東博の名前が入った日傘を借りました。



7~8世紀の文物が並んでいるため、館内の照明はかなり暗い状態となっています。
そのせいか、展示物を囲んでいるガラスケースに人の脂みたいなもの(おそらく額や鼻をぶつけたみたい)が付着したりしていますから、スタッフさんたちはガラスをこまめに磨いています。
この点は、用心してください。

平螺鈿背八角鏡(後期展示)
入ってすぐに展示されていて、思ったより良く観えました。
とても見事ですよ。
トルコ石は、小さくてわかりにくかったのですが、360度から眺められて、照明の具合で見つけられます。



国宝海磯鏡(通期展示)
こちらも綺麗に観えます。

白瑠璃碗(後期展示)
こちらも劣化が感じられないほどです。

国宝 竜首水甁(後期展示)
とても細かい図柄でライトの具合で見辛い箇所がありました。

紫檀木画槽琵琶(後期展示)

背面も思わず歓声が上がるほどすばらしい。

黄熟香(通期展示)
明治天皇、足利義昭、織田信長等が使ったとか。どんな香りなのでしょう。

紺夾纈絁几褥(後期展示)
フェルト地です。いかにも正倉院という感じがします。

模造品は撮影できます。
模造螺鈿紫檀五絃琵琶
これが観たくて数年前奈良の正倉院展に行きました。


背面もまたまた見事です。

この時は、書が多く展示されていて、今でも記憶に残っているのが、天皇家としては触れたくないであろう、僧道鏡の書でした。
とてもパワフルで綺麗な書体でした。あえて残したのですかね?

模造螺鈿紫檀阮咸
このオリジナルは観てないなぁ。

全体的に染織美術が数多く展示されています。


















































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