ばばちゃんのおっちゃんの日本語の先生への道

日本語の先生になろうと一念発起いたしました。

その101 聴解・読解

2017-03-18 08:38:04 | 6.私の感想・考え
聴解・読解

 このブログを、切りの良い所で、終わろうと考えていましたが、事が予定通りに進まなくなりましたので、しばらく、このまま続けます。

 初級の教え方の講義が終わりましたが、さて、中級・上級の教え方をどうするかという課題については、講義を受講するつもりをしておりませんので、これからは、自分で考えて行かなければなりません。

 この場合、二通りの考え方をしなければならないでしょう。資格試験受験用か、それ以外か・・・

 資格試験受験用には、こちらもしっかり勉強して、出来る限り短い期間で、彼らが資格を取得できるように、アドバイス出来るようにならなければなりません。日本語そのものよりは、どちらかと言いますと、受験テクニックの方が重要かも知れません。
 その場合、いわゆる「傾向と対策」が有りますが、それだけでなく、学習者にとりまして、日本語全体を見渡すことが、非常に難しいので、近視眼的になり過ぎたり、盲点に気が付かなかったりするのではないかと推測しますので、そういう場合、気付かせて、是正して上げなければならないでしょう。
 そして、考え方としまして、彼ら自身で解決できない点を、見つけ出して、フォロアップ、バックアップしてあげるのも、我々の仕事でしょう。(少し、抽象的過ぎた言い方になりましたが、日本人が見て、いかにも遠回りして、時間を浪費しているのではないか、というようなところがないか、点検してあげるというような話です)

 それ以外の方は、大体が、ご自身の日本語を、磨き、ソフィスティケートしたい方なので、ご自分がどうなりたいのか、どういう意向をお持ちなのか聞いてあげるのが先決でしょう。
 我々にとりましては、どの程度のポテンシャルをお持ちか観察し、彼らがバランスの良い日本語を話せるためには、何が必要か考え、提供してあげることでしょう。
 学習者にとりましては、なかなか日本での視野が広がりませんので、こういうものを利用して、学習してはいかがですかと提案できるようになる必要が有ると考えます。

 講師の話では、学習者から、「理屈は、分かりましたが、実際に、この文型をどこで使うのか分かりません」という悩みが、多いそうです。
 学校でも教室でも、恐らく、一文だけの例文が、突然出てきますので、その文型が使われるであろう場面が、容易に、推測、設定できないのではないでしょうか。前後にもう少し文章が有り、場面が容易に推測できれば、助けになるのではと考えます。

 何とか時間を作っていただいて、易しくて短い文章に沢山触れていただくことではないかと考えます。
 幸いにして、日本には、児童・学童向けの新聞、小説、テレビ放送等が有りますので、勢いをつけ、波に乗れるまでは、それらを利用していただく。文章が易しく、そして比較的短く、場合によってはルビが付いていたりします。

 中には、大人でも小説のタイトルは知っていますが、中身を全く知らないというものが沢山有ります。この際、ダイジェスト版を読む感覚で、手にされてはどうでしょうか。購入しなくても図書館に行けば、そういったものが沢山有ります。
 あらすじと感想を、自分の言葉で発表する習慣をつけては如何と考えます。

 通常、漢字にぶつかりますと、辞書をひいたりしなければなりませんので、面倒ですし、時間が掛かります。(本当は、その面倒臭さや、手間が、記憶するのを助けているのかも知れませんが・・・・)
 そこで、ルビの付いている文書を選ぶか、「Google翻訳」の「手書き入力」や、「word lens」を利用するかして、スピーディーに、読めるようにしては如何でしょうか。
 改めて、語学の勉強というのではなしに、単に「読書」という感覚で、すらすら読んでいけば、負荷も軽く、イマジネーションも豊かになり、読み進められるのではないかと考えます。

 そこで、次のステップとして、以前述べましたように、SF短編小説は如何と考えます。数ページで完結してしまいます。ある程度ポテンシャルが向上しますと、一篇を一気に読み通せるようになるでしょう。
 ある方が述べておられましたが、未だに重版を重ねている書籍は、夏目漱石と星新一氏の本ぐらいしかないそうです。この先も、皆さんが愛読し、出版され続けていくでしょう。
 星新一氏の短編小説は、他の言語にも翻訳されて出版されているようなので、学習者にも受け入れられるでしょう。ルビ付きのものも数冊あります。

 私の感想・考え その65 星新一 
   http://blog.goo.ne.jp/houren_naka1000/e/7039d2b12c8f93564ce1370291224d9c
を、ご参照ください。


 というように、この手の方達には、アイデアの提案で対応しようと考えます。アイデアを提供し、ご自宅で、ご自身で、ソフィスティケートしていただく。
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