一生仮宿

直腸癌切除後の排便障害で不自由な生活を送っています。
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富山市韓国からのツアーに助成金

2011-07-18 10:29:32 | その他
富山市、1人1泊1000円
 
 東日本大震災の影響で激減している韓国人観光客のツアーに対し、富山市は15日から、緊急対策として1人1泊あたり1000円を助成する。同市が外国からの観光ツアーに助成するのは初めて。韓国人観光客は、東京電力福島第一原子力発電所事故による放射能汚染に敏感に反応しているとみられ、震災後4か月を経ても回復しない入り込み数を改善するための苦肉の策といえる。
 
 助成対象は、韓国からの10人以上の観光ツアーを企画している海外の旅行会社か、旅行の現地手配を行う国内外のツアーオペレーター。富山市内の宿泊施設に泊まれば、1人1泊あたり1000円を助成する。期間は10月15日までの3か月間。旅行業者からの申請を受けて、市観光協会が助成金を交付する。
 
 市観光振興課が市内の主なホテルを対象に行った聞き取り調査によると、今年4~5月の外国人宿泊者数は前年同期に比べ約65%減少。台湾に次いで多い韓国の観光客は特に落ち込みが激しく、約70%減だった。
 
 同市内に宿泊する外国人観光客は、大半が立山黒部アルペンルートに向かうが、県観光課によると、4月に同ルートを訪れた外国人団体客は、前年同期比93%減。その後、台湾からの団体客は回復傾向にあるが、韓国人団体客は依然、持ち直していない。県は近く、韓国での観光プロモーションも予定している。
 
 韓国では、隣国だけに放射性物質の朝鮮半島への飛来に敏感で、原発事故が連日報道されたこともあり、放射能汚染の風評がまだ払拭されていないとみられる。同市は「韓国では放射能汚染に対する過剰な反応が尾を引いているのではないか。少しでも早く観光客数が回復することを願っている」としている。
 
(2011年7月15日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20110715-OYT8T00002.htm

隣の市でこんな事ことが・・・
その市長はこんなエッセイを書いていました。

森 雅志 1998.10
 
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 僕が韓国を旅するとき、例えばソウルの地下街などで、ときどき道を尋ねられることがある。
 
 初めてソウルを訪ねたときにさえ知らない人から突然に話しかけられたくらいだから、どうも僕の顔は韓国の人たちのもののようなのである。周りの人たちから言われるところによれば、とりわけ全羅南道の人たちの顔の特徴が色濃いそうである。
 
 また僕は韓国料理が大好物である。おいしいと言われる店なら路地裏の奥深くへも入っていくし、そして何でも食べる。コチュジャンの味や風味が妙に懐かしいもののように感じられるのだ。
 
 その上僕は少しばかり韓国語を話す。一週間も滞在していれば頭の中はもう韓国語で動いている。早口で電話もすれば、地下鉄にも乗る。一人で市場の中を歩きまわったり、田舎の方まで足を延ばすこともある。日常の生活の中でもふと韓国語が口をついて出ることさえあるのだ。
 
 とにかく僕はあまり違和感を感ずることなく韓国という地に溶け込んでいるのである。
 
 こう考えてくると、やはり自らの遺伝子のルーツを思わざるを得ない。きっとDNAが時空を超えて僕を彼の地へ誘っているのに違いない。「東海」を挟んで存在した長い交流の歴史が僕の体内に流れてきているのだ。
 
 遠き時代に海を渡った先人の歴史に思いをしながら、僕はこれからも韓の国にこだわっていこうと思う。



日本海をあえて東海と呼び日常生活ののかでふと韓国語が出るこの市長は管と同類なのか・・・

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