一生仮宿

直腸癌切除後の排便障害で不自由な生活を送っています。
楽しみは酒と読書。

王妃の館

2010-06-24 09:33:59 | 読書


王妃の館 上下巻
浅田次郎

パリのヴォージュ広場で300年の伝統を誇る「王妃の館(シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ)」は、世界中の観光客あこがれの最高級ホテル。この15室しかないホテルの知名度を利用し、倒産寸前の旅行会社が企画した起死回生策とは、「王妃の館」に滞在するパリ10日間149万8000円の超豪華「〈光(ポジ)〉ツアー」と、19万8000円の格安「〈影(ネガ)〉ツアー」を同時に催行し、ツアーの「二重売り」によって月末の手形決済を切り抜けようというもの。

それぞれの人生が王妃の館で交錯する。
過去の館にまつわる話と、現代のホテルの話が交錯しながら進む。
人はそれぞれに生きることに悩み苦しんでいる。
そしてそれは傍から見れば悲劇ではなく、喜劇に見えてしまう。

自分の悩みが一番大きいと私も思う。
人の悩みは所詮人の悩み。
しかし、より多く悩んだ人ほど人の悩みが解る。
苦労は買ってでもしろと言われる。
でも苦労なんかしたくはない。
出来ることならのんべんだらりと楽しい人生を送りたい。

前総理の鳩山さんも総理にならなければ苦労せずに終わったのに、
正に苦労をお金で買ったのだろう。
それも庶民には考えられないような金額で。

この物語には最後の最後に人の苦労をお金で解決してくれる人がいる。
お金があれば幸せとは限らないが、幸せになるためには最低限のお金が必要だ。

本の話に戻る。
浅田次郎はどれを読んでも感動する。
笑ったり泣いたりしながら、最後には感動する。

浅田次郎のまだ読んでない本がたくさんあるから楽しみだ。




飛び魚の塩焼き

2010-06-24 07:47:08 | 晩ご飯


妻が休みだったので焼き魚が食べれました。
お昼に食べた煮麺の残り、これも妻が作った物。

後は私です、と言ってもたいした物は作りません。
御飯は枝豆御飯。
酢の物はもずく、キュウリ、生姜。
ジャガイモの明太子粉ふきいも。
冷や奴、パックから出しただけ。

お酒は、この献立でワインは合わないので、
飲みませんでした。
晩ご飯でアルコールがないと食事したような気がしません。

でも大丈夫?その後妻がビールを買ってきてくれました。
昨日は一日トイレ通いで夕方ようやく落ち着いたのですが、
350ml二本飲んだらまたトイレ通いが始まりました。
風呂にも入れず、今朝シャワー。
でもおかげさまで体重が0.7キロ減っていました。
最近は筋肉が落ちてきたせいかあまり食べなくても
体重が増えていきます。
筋トレで筋肉を付けなくては。