気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

孫の句で「青山緑水」を

2016-05-20 07:08:20 | 日記
            朝日に輝くケヤキ(欅)の若葉
昨日の朝早く、登校途中、届け物を持ち、孫が寄ってくれました。
「おはよう」と言うなり、急に
あさひみて ひかるるものは かずしれず』と
自慢げに、
始めは何のことやらわからず、聞き直してしまいました。
子供の感性に感心!

五月晴れの朝、本当に緑が輝いています。

こんな禅語が浮かびました。
青山緑水』(せいざんりょくすい)
こんなお軸も、お茶事に、いいのかもしれませんが?
・・・・・

茶掛けの禅語辞典では
”青い山と緑の水。
 ありのままの雄大な自然の情景。”ですが、

欲を言えば風を感じてくれると・・・
青山緑水風自清』という言葉になり、
成人して風を感じる年齢になってくれれば・・・。
この意味は、辞典では
”不動の本心と、無心のうちに繰り出される無限の妙なる
 はたらきは、自ずから清らかな得を生み出す”と

朝の散歩では、やや高くなった太陽ですが、
朝日に浴びた、楠の葉と花が出迎えてくれました。
  もう実が
葉は、紅葉して一年ごとに更新します。
一枚、一枚・・・
孫は、どんな大人になるのでしょうか?

日本の巨樹ベストテンの中に
なんとこの楠が8本もあるのです。
佐賀の武雄の川古の大楠は樹齢3000年
一度お伺いしたいものです。そういえば
このベストテンに屋久島の縄文杉はありません。
どうしてなんでしょうか? 
今から13年前の2003年9月になりますが、
屋久島縦走のおり、近くの山小屋で宿泊したため、
観光客が到着する朝の7時から9時頃まで、
ほとんど人気のない『縄文杉』と対話させて頂き、
神々しいこと、この上ない時間でありました。
縄文杉2003

朝から、孫の一言で思わぬ楽しい一時を迎え、
ありがとうさん、またアイスクリームをあげますよ。

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