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大和文華館「文人のまなざし-書画と文房四宝-」

2017-08-26 17:10:15 | 大和文華館
大和文華館では「文人のまなざし-書画と文房四宝」展が
昨日25日から10月1日までで、中国、日本、朝鮮における
文人の書画と書斎道具を展示されております。

駐車場で、お終いな鉄砲百合が出迎えてくれ、

本館へのアプローチをあがります。、
  
花は少なく木槿、百日紅や芙蓉そして遅咲きの山吹が

なめこ壁の本館に到着です。

「文房四宝」と呼ばれる硯・墨・筆・紙からなる展示品は
重要文化財は1件を含む60件で、4部から構成されており、
見応えのある展示で、簡単に紹介します。

Ⅰ.文房の美-文人の書斎道具-
「五彩荷葉硯」景徳鎮窯 中国・明時代
五彩荷葉硯
「龍図墨」 程君房作 中国・明時代
龍図墨
「螺鈿花卉文筆」 中国・明時代
螺鈿花卉文筆
「青花透彫蛙蓮華算木文角水滴」京畿道広州郡分院里釜
               朝鮮・朝鮮王朝時代
青花透彫蛙蓮華算木文角水滴
蓮の花に潜む蛙、内部は空洞で上から注がれた水が溜まる

Ⅱ.筆墨の美
「墨竹図」詹景鳳筆 1591年 中国・明時代
墨竹図
風を受けて揺れる竹と元に戻る竹の二つの描写がされ
行書の名手、悟りは「黙して空山に座せば花、天に墜つ」

「賞楓図」張風筆 中国・清時代
賞楓図
奥から手前に吹き抜ける風を感じてください。
高士 の内面の高潔さが現れておりませんか。
「筆であり墨あるは、この幅紙の甚だ佳なるを  
       似てなり、椿先生もと文房第一に居る」

Ⅲ.山水の美
「秋塘図」 伝趙令穣筆 中国・北宋時代 重要文化財
秋塘図
目の細かい絹上に夕刻の一瞬が描かれており、
林は重ねられた細い線で描かれ、夕霧忍び寄っており
着色から淡墨の水墨画への変化が良いですね。

「山水図」程邃筆 1657年 中國・清時代
山水図
殆ど加工されていない紙に焦墨で描かれており、
墨と紙本来の素材の美しさが味わえます。

Ⅳ.文人の日々-書・旅・友-
「聴松図巻」王翬・楊晋合作 中国・清時代
聴松図巻
松籟を聞きながら座る高士が描かれております。

「山水図冊、第5図」方士庶筆 1728年 中国・清時代
山水図冊、第5図
薄墨の美しさが際立っています。

蕪村さんや富岡鉄斎も・・・

一見地味な印象を受けますが、
一足早く、秋の風情を感じられる展示内容になります。
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