気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

のりこぼし椿はまだ開花せず

2018-03-10 18:30:31 | お稽古
今朝は2℃台まで冷え込み、昼には快晴で眩しい日差しですが、
外気は冷たく最高気温も10.6℃で二月下旬の気候?、でも
明日からの一週間は気温が上昇し5月初旬にもなり、寒暖の差が
激しく、体に気を付けないとだめですね。
16時半

昨日東大寺二月堂での散策は時雨模様、高台にありますので
冬に戻った感がありました。
所々に極少数ですが杉葉が残る石の登廊を上り、手水場に
着くと、いつもはきれいな清水(飲料禁止)が昨日の嵐で濁って
おりました。手水を形だけ使い、まず左側の北茶所の戸を開け
ますと、人気もなく、ストーブだけがあかあかと燃え、壁の
お松明の写真や説明書きが、照らされておりました。
お松明の燃え残りの杉葉はまだ多く、横に準備された新聞紙に
巻き5本ほど頂きました。その後入ってこられる方と相前後して
裏の扉から担当の方が戻られ、皆様にもおすそ分けしていただき
たいのでますので、心してお取りくださいとお話を。
家に帰り、お供えしています。


二月堂の観音さまにご挨拶を。
そして西の局に上らせていただき、内陣を拝見すると
童子が本行の準備中、五体投地の板が目の前に。
今晩もこの音が二月堂に響き渡ります。

舞台に出て奈良市内を望みますと、下に童子の松明造りも。
  

外国からの方もお見えでしたが、昨日のお松明の力作を見せ
合っていたカメラ小僧ならぬカメラ爺さんのグループの会話が
”昨日は春の嵐で、最近になくお松明時の参拝客が少なかった”
という話が耳に入り、見せて頂くとお賽銭箱の付近から撮られ
た、童子が松明の火にはいったすばらしい写真でした。
何時からこの場所にいたら撮ることが出来るのでしょうか?。

石段を下りますと、石段にこんな模様があり、探してください。
流水、亀甲、唐草、網代(=桧垣)、青海波と菱だそうで?、
 
「ますかけ」もあるらしく、探すも・・・


もう一度振り返り二月堂に別れを


開山堂内の「のりこぼし椿」四月堂の横、水盤に浮かべられる
はずが・・・、ありません。
お聞きすると、まだ咲いていないということ、
家ののりこぼし椿も蕾は堅く、残念ですね。

同じ開山堂内に咲く椿で代わりに???。


鐘楼からの下り坂を「猫坂」といわれます。

その左右には、馬酔木が咲きほこっておりました。
  

お松明は人が多すぎて、遠慮させていただきます。
でも夜の声明やご香水も頂きたきたいもの???。

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