子供の頃から毎日、温泉銭湯に入って育った。子供は親を選べない。
温泉は徒歩5分程に東と西にある。
貧乏でも贅沢に育った。
その後社会に出ると、水道水を加熱して入浴する。
加熱するにはカネがかかる。
18歳で入院した時に、風呂に入れないのが辛かった。
「アカが付いても死ぬことはない」
看護師が57年昔言った。
最近のTV番組。
能登地震で校舎に寝泊まりの先生は、1週間に1回銭湯に行くらしい。
距離がかなりあるようだ。
失われると幸福過ぎた自分を思い知る。
人間、明日のことは分からない。
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