お子さんから聞かれた方もおられると思います。
昨日の出来事です。
初めに記しておきますが、決して変質者ではないと思います(私判断)。
かなり変わった行動をとられていましたが、子どもたちに危害が及ぶようには見えませんでした。
いつも遊んでいる公園に、
白いヒゲをたくわえた50歳代以上と思われる男性がやってきて、
1万円札を出し(!)、「これで好きなものを買っておいで」と言ったそうです。
ちなみに、ほっと★の子どもたちは誰も直接言われていません。
公園で遊んでいた他の子どもに対してだったそうです。
その子どもたちは、思わず1万円札を手にしたものの、すぐに返したそうです。
誰も受け取らないので、オジサンは「プラッツでまんじゅうを買ってくる」と言い、
公園からどこかへ(プラッツへ)行きました。
おそらくその直後に、5時前なので帰ってくるよう子どもたちに指示がでました。
帰ってきた子どもたちが口々にその話をするので、私はびっくり!
主に見聞きしていた3、4年生に話を聞いていたら、
警察官がたくさん来ているというので、
メモを片手に公園へダッシュ!
(子どもたちの帰り支度はスタッフがしてくれています)
警察の方にあれこれ情報を伝え、小学校へも連絡。
子どもたちはいつものように支度のできたグループから帰らせましたが、
しばらくして公園からにぎやかな声…。
学校の先生も来られたので再度公園へ。
変なオジサンが戻ってきて東屋に腰掛け、何事か大声で言っていました(^_^;)
アルコールが入っているのかな?…という感じでした。
遠巻きに見る警官と学校の先生。
騒ぎを聞いて様子を見に来る子ども、子ども、子ども。
本当に次から次へと物見高い子どもたちが現れては、先生に追い返され(笑)。
話は逸れますが、危険を察知したら逃げるように、大人は子どもに言いますが、
危険のレベルが高ければ迷わずそうするでしょうけど、
レベルが低ければ「一目見てやろう」と野次馬行為に及ぶのですな。
これは大人も一緒でしょうか…? 人間の性かもしれませんね。
きっと、ほっと★の子どもたちも「変なオジサン…」という目で
興味津々に傍観していたのでしょうね。
もちろん、公園に高校生がバイクで乗り入れたり、
タバコを吸う中学生がきて子どもたちにすごんだり、といったことが時々ありますが、
本当に怖いときはみんなでさっさと帰ってきます。
怖いという感触がなければ、近づかないようにして、そのまま遊んでいます。
難しい問題です。どこまで人を疑ってみるべきなのか。
時々変な人や怖い人が現れるからといって公園で遊ばない(遊ばせない)のは本末転倒だし…。
ほっと★では3年生以上が複数人いないと公園にも校庭にも遊びに行かせません。
今日は今一度、公園や校庭で異変があったときについて子どもたちに話すつもりですが、
やみくもな禁止や注意ではなく、
きちんと知識を与えることや、
今回のような出来事から経験値を学ばせることが大事だと思います。
結局は子どもたち自身の「身を守る本能」を信じてあげるしかないと私は思うのです。
結果的に昨日の件は深刻なものではなくて本当によかったです。
子どもたちの安心・安全は大前提です。
そのうえで、自分を守ることを教えていく、
その感性をしっかり持つように導くことが
大事だと私は思うのです。
蛇足でしたが…。