花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

聖武天皇社

2021年07月17日 | レモン色の町

松原町北ジャスコの西側にある“聖武天皇社”に寄った。毎年7月16日は松原の大祭(松原石取祭)が行われており、幟も残ったままの後片付けの日に伺った。

「続日本紀」によると、天平12年(740)の藤原広嗣の乱の際、聖武天皇は伊勢に行幸した。この時に朝明郡衙(朝明郡の役所)に泊まったという。

境内に建つ聖武天皇の万葉集にもある歌碑(佐々木信綱 筆)に「妹(いも)に恋い吾(あが)の松原見渡せば潮干の潟(かた)に鶴(たづ)鳴き渡る」(いとしい人に焦がれて自分が逢うことを待っているという名の松原を見渡すと、潮の引いた遠浅の海に鶴が鳴いてずっと飛んでいくことだ)とあり、この松原を今の松原町の聖武天皇社付近と解釈する説がある。当時松原村は海岸であって、富田一色村は砂浜であった。(四日市市のホームページより)

 伝承では天皇社は、朝明頓宮(とんぐう)の跡に鎌倉時代の安貞元年(1227)に創建されたと伝えられているので、最終的に海岸沿いの松原町に落ち着いたことになる。氏子数800軒。前には公園があり、地元の人々に大切にされている印象を受けた。

天皇個人をまつる神社は全国的にも珍しく、桑名の天武天皇社、富田地区の日本武尊由来の鳥出神社と、香川県に安徳天皇社がある。(ウィキペディアより)


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2 コメント

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Unknown (伊勢生まれの下総人)
2021-07-17 19:01:37
松原の大祭(松原石取祭)。
石取祭は桑名のお祭りだけかと思ってましたが、四日市にもあるんですね。桑名のお祭りは町屋川(員弁川下流の呼称)の石を採って神社に奉納するそうですが、松原はどこの川の石を採るのでしょうね。
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石取祭 (タケオです)
2021-07-18 09:57:04
石取祭りが富田でやっていることは知っていましたが、聖武天皇社でもあることは知りませんでした。桑名藩内の行事かと思っていたら、自然発生だそうです。山車は周辺の地域へ売買譲渡され、聖武天皇社では、大正期から昭和初期に始まって、5台あると書いてありました。山車の大きさも手ごろで、凝りやすく、威勢がいいので人気がありそうです。ただ、四日市のイベントに呼んだ際には、やかましすぎて不満続出デシタ。寛容の気風が浸透してないからでセウ。石はどこから?朝明川?
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