花の四日市スワマエ商店街

表参道スワマエ商店街会長のひとり愚痴

失敗は 成功のもと

2005年06月19日 | レモン色の町
さんの写真(感謝)。昭和32年11月10日、夜のすずらん通り。夜の街の雑踏がうかがえる。戦後一時、白揚書房があったところに北京飯店が建った。まんとう・しゅうまい・中華すしのお持ち帰りの看板。まんとうは肉まんのことだが、中華すしとはいったい何ぞや?
をはじめて食べた。ここではなくて青苑へ姉ちゃんに連れられていった。臭くて、ぐんにゃりしていて、なんとも得体の知れぬものだった。最先端の料理をうまいうまいといって食べていた。二つほど残したおいらの分も、奪い取るようにして食べてしまった。
ーズを近所からもらった。これは晩御飯前に出た。前菜か?「何やこれ、石鹸みたいやんか」とおいらが飲み込むのを見て、お袋は「栄養があるんやに」という。これも兄貴に残りを取られた。
ころてんも初めてだった。近鉄百貨店の北側は、当時空き地だった。そこにあった倉庫のような建物が塾だった。「習いや」と呼んでいた。近所の小学校の生徒数人を集めて男先生が、小遣い稼ぎに教えていた。遊び半分の塾が終わると、女の子の後を正ちゃんとつけた。女の子たちは、現在のブラウンビル前にあった角の小さな食堂へ入っていった。不良気分でつられて二人も入る。
「なに喰っとんのや?」ガラスの器に入った半透明のものをつるつるとすすっている。「おいしいに。夏はこれが一番やに」とおっしゃる。少しいただいたが、すっぱいだけで甘味には程遠いものだった。結局、注文する勇気もなく、彼女の残りを食するだけで帰った。
の味、それはすっぱいだけだった。
すっぱいは、性交のもと???冗談です じょうだん