これは、「ライフさせぼ」というタウン情報誌の記事です。
月刊誌もありますが、週刊誌は特に人気です。
一般誌はテレビ欄しか見ないというような人でも、ライフはよく読んでいるようです。
佐世保市民にとって、欠かせない情報源です。
今日、久しぶりに近くの郵便局へ行ったら、
(最近は大きくても重くても80円で送れるメール便を利用することが多くて…)
窓口の女性が、
「この前、ライフに出てましたね。石木ダム、私も要らないと思ってます!
頑張ってください。応援してます!」と声かけて下さって、ビックリ!
えー!あんな小さな写真でわかったの?
あんな前の記事を覚えていたの?
あの後、新聞やテレビで全国集会のこと、もっと大きく取り上げていたのにな~
そっちは気付かなかったのか…
恐るべし、ライフさん!
そのライフが、10月21日から、「石木ダムへの私のイシキ」というテーマで、
アンケートを始めました。
初めて結果発表があった28日の記事には、
ダムが必要だと思う人は、思わない人の3分の1でした。
翌週の集計では、「必要」は「不要」の6分の1!
でも、このアンケートの企画に「怒り心頭」の意見が寄せられていました。
「差出人不明」さんは、「情報誌が偏った意見を載せるなんて!!」と激怒なさっていますが、
どこが偏っているのかさっぱりわかりません。
主人公である佐世保市民に、あなたはどう思いますか?
石木ダムについてのあなたのイシキを聞かせて下さい、とお願いして、
それに応えて、寄せられた答を集約し、コメントを掲載しているだけなのに。
先週の石木欄では、賛否の集約はせず、コメントだけが紹介されていました。
Q1や2に対する答えが書かれてなかったのか、
何か問題があったのか、
理由のほどはわかりませんが、
数字がなくてもいいので、このコーナーを少しでも長く続けて下さることを、
切に願っています。
そうなんです。
推進派でも反対派でも、なんでもいいから、
それぞれの考えを出し合うことが大切だと、私は思うのです。
これまで、石木ダムのこと何も考えてなかった人たちがこれを見て、
そうなんだ~、あの人たちはそういう考えでダムを造るべきと言ってるのか~、
この人たちは、そう言う理由でダムは要らないと言ってるのか~、
と知ることができるし、
じゃあ、自分はどう思うか?どっちの考えに近いかな?
こっちかな?あっちかな?
どっちもどっちでまだわかんないな・・
と思っても、毎週少しずついろんな意見を読んでいくうちに、
きっと徐々に理解が深まって、私はこう思う!というイシキが生まれると思う。。
そのような市民一人ひとりのイシキが何より大事。
この小さなイシキの芽が、いつか枝々から一斉に芽吹いて、生き生きと萌え出して、
大きな樹木に生長するといいなぁ・・・
それは民主主義という名の樹木かもしれない。