ポキポキの木にカイロの花

広島市東区の整体・カイロプラクティック「もりたカイロプラクティック」院長公認裏ブログ

映画「夕凪の街 桜の国」を観てきました。

2007-07-30 | 2007年

昨日、主人と映画「夕凪の街 桜の国」を観てきました。
原作に負けず劣らず、とても素晴らしい作品でした。

広島に住んでちょうど3年になりますが、
私は一度も平和記念資料館に行ったことがありません。

今まで受けてきた平和学習を通して、
原爆の威力がいかに恐ろしいものかということは
ある程度わかっていたつもりですが、
小学生の時に観たフィルムが胸に焼き付いていて、
それはとても怖くて、できればもう見たくない、目を背けたいものでした。

ところが、実際に広島に住んでみて
私が「原爆」について知る機会があるたびに感じることは、
それまで知っていた「原爆の恐ろしさ」とは明らかに違うものです。

被爆者と呼ばれる人がこんなにも多いのかということや、
お墓で目にする昭和20年8月に亡くなった人の多さに、
最初は戸惑いました。
知っていたつもりでも、何もわかっておらず、
私にとって原爆とは、遠い昔の話に過ぎなかったということを痛感しました。

治療院でお会いする患者さんや、
身内にも被爆している人がたくさんいて、
その体験やその後の人生を聞くたびに、
同情とかそんな言葉では言い表せない、
もっと深いところにある気持ちを揺さぶられます。

この映画で描かれていることも、それに近いように感じました。
多くの人にぜひ観てもらいたい映画です。

 「広島のある 日本のある この世界を愛する すべての人へ」

と、作品の最初にあるように。


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もりたカイロプラクティック

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