京都北山細野の神主

日々感じる事を想いのままに書き綴っています。神主として品位に欠ける表現が有るのはボケが始まったとお許しください

終活って楽しいな。ヤット過去が振り返れる

2018年03月17日 | 喜寿からのチャレンジ

この京都北山の山中に我が家を建ててから40年近くになり今年は傘寿の年を迎えました。

約半生をこの地で過ごすことになります。私はこの地で最後を迎えたいと思っていましたが身内もないこの地で妻を一人残してくたばる訳には行きません。

元々私は自然の中で暮らすことが好きでこの地を選びましたが妻は根っからのシティーガールで友達も市内にしかいませんので早くから「市内に戻ろう」とせっつかれていました。

特に今年の冬はここへ移って最低の温度を更新する日々を過ごし、凍結による水道破裂を繰り返しました。

幸い今年は寒さは厳しかったが積雪は少なかったので市内への車での往復にはあまり支障はありませんでしたが来年も積雪が少ないという保証はありません。

地球は寒冷化に向かっているというのが私の感覚です。これで厳寒に積雪が加われば市内への車での往復は命に関わります。まず、この次の冬は妻だけでも市内に住めるようにしたいと思っています。

市内に移るとしたらこの地と建物を処分しなければなりません。地元の人からは「市内に移る時は建物も処分して更地にしてこの地を出てくれ」と言われています。

人が住まない家が朽ち果てて地元では困った実績がありますので言われたことは無理もありません。私も出来る限りそうしたいと思っています。まだ当分は大丈夫と思いますがこの流れで終活を始めています。

その一歩が丸太の犬小屋の解体と花壇作りでした。次は囲炉裏小屋の解体と畑作りです。次に今やっているのは1000冊以上の蔵書の処分です。これは古書店の知人にお願いして実行中です。

愛犬のカヒが生きている間は私も共にこの地にとどまり狩猟(ほとんど害獣駆除)を続けます。ここで問題は猟銃の所持です。

今は猟師の数が減って鉄砲での狩猟は出来なくなっていますがオリに入った獲物を仕留めるための「止めさし」に銃は必要です。来年には銃の所持免許の更新の年になります。

今は止め差しにも使えるという空気銃が出てきました。今持っている火薬銃(上下2連の散弾銃)をプレチャージ式の空気銃と交換していこうと思いつきました。

まず1丁を発注しました。もちろん警察の許可が必要なので申請し、許可が降りてからしか持つことは出来ませんが今からワクワクしています。

上下二連のスラグ専用銃を交換するか?クレー射撃のトラップ銃を交換するか?あれこれシーンを思い浮かべて悩んでいます。来年までは2丁とも持てるのですが。

ナドナド考えていると過去を振り返らないのが私の生き方だったのがこの先のことを考える中で過去のことを思い浮かべることが多くなり「過去を振り返るのも悪くないな」と。

過去の後始末だけではなくて積極的な未来への生き方だと思うようになってきた今日このごろです。

積極的な「終活」を今後も書いてゆきます。今月中にジャガイモを植えなくてはならないのでもう畑にゆきます。

来週には横浜から娘と孫達が来るので家の中を整理して置かなければなりませんから又次回に書きます。

釣りにも行きたいし、そろそろスクータも引っ張り出したいし、来週22日から野球のリーグ戦も始まるし、やりたい事だらけで身体がいくら有っても足りない状態です。「終活」も大変です。