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細越麟太郎 MOVIE DIARY



9月27日(水)12-30 六本木<FOX映画試写室>

M-111『猿の惑星・聖戦記グレート・ウォー』" War for the Planet of Apes " (2017) Twenties Century Fox / A Chernin Entertainment Production

監督・脚本・マット・リーヴス 主演・アンディ・サーキス、ウディ・ハレルソン <140分・シネマスコープ・4DX> 配給・20世紀フォックス映画

またしても、またもあの「お猿さん」の登場だが、例の1968年にチャールトン・ヘストンが遭遇した<エイプス>とは違って、これは2011年に新たにスタートしたシリーズだ。

「猿の惑星・創世紀(ジェネシス)」でサンフランシスコの製薬会社の研究室でアルツハイマー症の新薬を研究中に、投与した薬剤によって突然に進化したチンパンジーが急成長。

家に連れ帰って飼育していた研究員も、父と子のような親密な関係を保っていたが、あまりの急成長のために、動物擁護施設で飼育することにしたが、ついに脱出。

それで続編の「猿の惑星・新世紀(ライジング)」では、10年後に育ったエイプが、ゴールデンゲイト橋を破壊してカナダの山奥で逃げこんで来た猿たちと組織を作り、人間たちとの距離をおいて生活していた。

その間にも、エイプ同士の闘争があったが、創世記で育てられた英知を持ったエイプは<シーザー>と名乗り、このお猿さん軍団のリーダーとして多くの仲間たちを統率。

ところが軍隊くずれの闘争軍団が、猿たちの平和な森林生活を脅かしてきたが、そのアウトローのリーダーが、いまやアカデミー主演男優賞にもノミネートされた怪優ウディ・ハレルソン。

アンディ・サーキスが演じている猿のリーダーのシーザーも、前作以来の役作りで完全にエイプに成りきっていて、その表情はもちろん、全身で体現する演技は、アカデミー主演猿技賞ものだ。

ほとんど雪の深いカナダのロッキー森林地帯でのロケなので、人間社会の都会的なシーンはまったくなく、ま、「レヴェナント・蘇えりし者」のディカプリオと出くわしそうな奥地は寒々しい。

そこで、アウトローな野蛮軍団と、信じられない数のお猿さんたちが、後半は森林大戦争を展開していくが、とにかく武装したエイプたちの多さには、いかにCG処理とはいえ、凄まじい。

驚くべきは、このエイプ軍団のリーダーを演じているアンディの圧倒的な存在感で、オシの少女を匿って、何かと面倒をみる細かな気配り演技は情感が溢れていて、さすがはシーザーという存在感。

一応は、軍団のアンディの自決ラストと、このエイプ軍団もそのシーザーの非業の殉職で、シリーズは終えることになるのだろうが、多くのお猿さんたちは、次の仕事を探すことになるのだろうか。

 

■センター前の痛打を野手が反らしてしまいツーベース。 ★★★☆☆

●10月20日より、全国ロードショー 



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