重度障害者のつぶやき・ぼやき

 障害者としての日常の中で、自分のこと、社会のことなど、つぶやいたりぼやいたりしたくなったことを、書き付けていきます。

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やっぱり放映しなかったパラリンピック

2010年03月22日 | 日記
 今日、バンクーバー・パラリンピックが閉会した。

 朝11時からの閉会式は、センバツが雨で流れたときに放映するとあったが、よく晴れ
て、主番組の高校野球を流した。その野球は、正午近くから教育テレビに移して続けた。 
それができるのなら、11時から教育でやって、生の閉会式を流すことは可能であったろ
う。アイススレッジ・ホッケーの決勝戦を「急遽」夜明け前に放映を決めることができたの
だから。

 やはり、いくつかの種目に絞ってでもパラリンピックを生放送しようという気は、まった
くなかったということだ。

 「大会中、毎日お伝えします」と言っていたが、夜の8時から25分間、確かに「毎日」
伝えていた。その日の結果をかいつまんで。
 「セレクション」、「総集編」も、メダルを獲った選手中心に後でまとめて流すこともす
るだろう。
 最終日の今日、新田選手が2個目の金、女子の太田選手が銀を獲った。総集編はそれなり
にうまくまとめられるだろうが、私はやはり、「国もメディアも障害者差別をした」という
想いを消せない。

 優秀な成績を挙げた選手が、大会後も方々で特別扱いされるのは、パラリンピックだけで
なく、どこでも同様にあることだ。
 それでも、直前のオリンピックと比べて、メディアによる余りに明らかな扱いの差違に
は、それもありだと納得する気持ちにはなれない。

 大会期間中のニュースで、選手たちが企業の支援を得られず、海外遠征の費用を何百万円
も個人で負担したり、自分たちが応援タオルを作って販売し、募金活動もしてようやくバン
クーバー行きを果たした、などの現実を伝えていた。
 これは、オリンピックの選手たちにも言えることで、どのスポーツであれ、不況を理由に
チームの廃止・解散が今も相次いでいる。

 「金メダルを獲れる選手を育成するために」をスローガンに掲げて、少数のトップ選手を
産み出すことだけを全面に押し出すやり方には、賛成しかねる。
 国が造った特別の練習場「ナショナル・トレーニングセンター」を、パラリンピックを目
指す選手たちも利用できるようにという要求が出ていた。それにようやく応じたと思った
ら、「オリンピック候補選手らが使用しない時間帯ならば」との条件付きだった。
 これを聞いて、この国はスポーツにおいても三流国でしかないと再確認した。
ジャンル:
文化
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