幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

幻の現在詩人 紫源二 の リアルタイム・ネット・ポエトリー

太陽

2014-06-14 22:11:16 | Weblog

太陽を見つめてはいけないと言われました

よく太陽を見つめていました

子どもの頃に

雲に隠れていく太陽

眩しくて見ていられない太陽

だから、余計に見たいのです

あの光

古くて新しい光がまさに今

生まれているのです

一切の穢れを知らず

妥協もしない

そんな太陽が素晴らしく好きです

いつか僕が

黒いリムジンに乗せられて

焼かれに行くとき

太陽がキラキラ

輝いていますように














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