幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

幻の現在詩人 紫源二 の リアルタイム・ネット・ポエトリー

もし僕にお金と時間があったら

2017-10-09 23:31:46 | Weblog

もし僕にお金と時間があったら

スズメの雛を飼うことに全力を傾けるだろう

つまり、一日のすべてをスズメの雛と一緒に過ごすのだ

餌をやり、飛ぶのを見守り、語り合うのだ

そしてやがて成長したら

一緒に食事をし

一緒に風呂に入り

一緒に散歩をするのだ

そして僕が死ぬとき

きみは僕の死体にとまって鳴くのだ















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