NO NO
右の道を左に曲がり
NON NON
突き当りの山道を海岸までひとっ飛びすれば
YEA YEA
ぼくは雲になる
あの高い高層の絹雲
あそこには
死者たちが集う
透明な聖堂がある
だからあんなに輝いている
でも夕方になると
魔術師が現れ
この世にエゴの欲望という魔法をかける
だから夜の風は
ときには疾走する馬のように荒く
心をかき乱す
眠れない
眠れない
あんなに太いみつあみ
もう見ることのないメッセージ
溶けてしまったアイスキャンデー
CAMON
YES
MON AMI
MY PRESIOUS MOMENT
FOREVER
雲が輝く
風がゆっくりとキャンデー色に染まり
あの世の絹雲から
レンブラント光線が差し込む
牧歌的田園での恋愛
頬をそめて
C’MON
YES
と言った
風になびくみつあみ
もしぼくが
もう一度
3才になれたら
キューピッドの矢を
自分に放ち
あなたのもとに行く
頬ずりして
斜面を走り下る
昼は
太陽の光で満たされ
夜は
何も見えない闇になるから
C’MON
Ooo YEA
温かい暖炉の炎
話してくれたお母さんのこと
愛してるんだね
あなたを愛してくれる人を
だから
ぼくは笑った
あんなに太いみつあみ
二つも下げて
なぜあなたはひとりなの
ぼくにはわからなかったから
きいてみた
でも夕日がまぶしくて
忘れてしまった
話す言葉も
次にしなければならないことも
だから見つめた
オレンジ色に染まったあなたの頬
PRESIOUS MOMENT
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