幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

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みずうみのほとりで

2018-04-07 00:32:30 | Weblog

みずうみのほとりで

死を回避するために

待っていた


夕方になると

毎日出かけていき

気化するエーテルのように

死に移行できると空論して

ミスリードしながら

すべり台をすべり落ち

快楽は感じずに

昔の記憶のように

しゃべり

そして絶望した。



















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