幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

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 あたまの右側

2013-11-11 23:31:53 | Weblog

 
 
  あたまの右側にUFOがいたような気がする
 
  それが何か言っていた
 
  僕は宇宙から来たんだとかなんとか
 
 
  なんだか面白そうだったけど
 
  そんなこと気にしてられないから
 
  水を飲みに行った
 
 
  自分の限界を知っていることはいいことだ
 
  本当は何ができて、今何ができなくなっているか判る
 
  
  映画の最後に流れるエンド・ロールのように降る雪が見える
 
  
  ある意味、僕は河馬と同じだ
 
  重すぎて、水の中にしかいられない
 
  精神の重さを計ってみたいと思うよ
 
 
  きみと若いとき出会っていたら
 
  きみは逃げていただろうね
 
 
  今度一緒にトリップしようね
 
  少し体調を整えてから
 
 
  なにを求めているんだろうね
 
  
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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