幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

幻の現在詩人 紫源二 の リアルタイム・ネット・ポエトリー

藝術

2014-09-23 20:30:37 | Weblog

藝術を売って歩く
誰も買ってくれない藝術を
トラックの荷台に乗せて
助手席にはお腹が大きくなった女
ぼくの子を腹んでいる
なぜなら二人は愛し合ったから
そしてぼくは愛し合う男女を描いた
たくさん描いた
そして、誰もそれを称賛しなかった
そして、やがて新しい命が生まれる





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