幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

幻の現在詩人 紫源二 の リアルタイム・ネット・ポエトリー

ビートルズとタヴィストック洗脳研究所

2018-02-13 19:22:36 | Weblog

ジョン・コールマンによれば、ビートルズはイギリスのタヴィストック洗脳研究所によって作られたそうだ。そして、ビートルズの楽曲はテオドール・アドルノによって、シェーンベルグの12無音階技法で作曲されているという。テオドール・アドルノといえば、「アウシュビッツ以後、詩を書くことは野蛮である」と言ったドイツのフランクフルト学派の社会学者であり作曲家のユダヤ人だ。僕は「アウシュビッツ以後、詩を書くことは野蛮である」という言葉を始めて聞いたとき、かなりのショックを受けた。そしてさらに最近、アドルノがビートルズの楽曲を作っていたと聞いて、また驚いてしまった。もちろん僕はそうは思わない。ビートルズの曲はもちろんLennon and McCartneyが作った曲だと思っている。でもユダヤ人のアドルノが作曲したと仮定すると、例えば『涙の乗車券』は強制収容所に貨物列車で運ばれていくユダヤ人の歌にも聞こえてくるし、『Hey Jude』はホロコーストを体験したユダヤ人のために歌った歌に聞こえてくる。言わずもがな『 Lucy in the sky with diamonds 』はLSDの歌だし、『 Strawberry fields forever 』はドラッグでラリったときに体験する世界であり、タヴィストック洗脳研究所がベトナム戦争からティーンエイジャーの関心を逸らすためにドラッグをビートルズを使って広めたのだと言われれば、そうかもしれないと思ってしまう。ジョンはタヴィストック洗脳研究所を運営しているビッグ・ブラザーに歯向かったので暗殺されてしまったのだ、とか、ポール・マッカートニー死亡説とか、ビートルズにまつわる謎は後を絶たない。たしかに、あれだけの楽曲を書いたポール・マッカートニーは世紀の大天才だと僕は思うのだが、まったくそのように見えない。ごく普通の性格のいいただの普通の人にしか見えないのがとても不思議である。ビートルズの楽曲を録音した天才プロデューサーのジョージ・マーティンも亡くなってしまったし、もちろんジョン・レノンも死んでしまった。ポールが亡くなる前に、一度でもいいから、彼にインタビューして、20世紀最大のアーティストであるビートルズの秘密を解き明かしてみたいと夢見ている。

追伸
タヴィストック研究所の隣にあるタヴィストック・クリニックには、R・D・レインが在籍していたという。彼は『引き裂かれた自己』や『結ぼれ』を書いた精神科医。その後インドに旅立った。私は彼の大ファン。イギリスのタヴィストックはとても興味深々。死ぬ前に一度行ってみたいけど、無理だろうな。(苦笑)

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