幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

幻の現在詩人 紫源二 の リアルタイム・ネット・ポエトリー

宗教家

2016-05-07 02:30:46 | Weblog


宗教家
A teacher of religion
oil pastel on A4 paper

宗教家は幻視者でもある。彼はイデアは外にあるのではなく、自分の内にあることを知っている。真、善、美。それらのイデアを探求することを何より愛している。彼は神が彼を愛する以上に彼が神を愛したいと思っている。


宗教家の妻

2016-05-07 00:30:16 | Weblog

宗教家の妻
Wife of the teacher of religion
oil pastel on A4 paper

宗教家の妻は、夫が神を愛していることを知っている。そして、夫が自分のことを愛するのは、自分の中に神を見ているからだということを知っている。
そして、自分の内なる神に自分は愛されていることを知っている。夫は真、善、美の理想を探求している。その夫の理想が自分であることに自負を感じている。