幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

幻の現在詩人 紫源二 の リアルタイム・ネット・ポエトリー

誰か僕のために詩を語ってくれないか

2014-11-23 22:37:57 | Weblog

誰か僕のために詩を語ってくれないか

カリフォルニアのメンドシーノの

あのオークの林と真っ赤なマンザニータに覆われた山端に点々と存在するティピとヤート

そして、雨が降るとどっと流れ出すワッシュアウトの水の冷たさ

木々を吹き抜ける乾いた風の、呼吸のような音を

誰か唄にして歌ってくれないか

ギターを弾いて、あの川の畔で