幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

幻の現在詩人 紫源二 の リアルタイム・ネット・ポエトリー

 パフェをおごることを約束するよ

2011-03-15 00:25:30 | Weblog

 
 
  最後にツイートしたとき
 
  あなたはどこにいたのだろう
 
 
  今度あなたに会えたなら
 
  なんでもごちそうしてあげる
 
  チョコレートパフェでも、バナナパフェでも、イチゴパフェでも
 
  フルーツパフェでも
 
  それら全部でもいい
 
 
  あなたは、ぼくのことを天才だと言ってくれた唯一の人
 
  ぼくは天才だと言われたいわけではない
 
  でも、あなたがそう言ってくれると
 
  ぼくは有頂天になった
 
  
  「その言葉が本当になるように、これから作品を創造しなきゃね」
 
 
  あなたは奇跡だった
 
  あなたが話す不思議なことは
 
  すべて真実だった
 
  
  あなたは虹と仲がよかったし
 
  何十年ぶりにオッド・アイの猫とも再会できた
 
  あなたのおかげだ
 
  
  あなたのくれた”シリウスの水晶”には
 
  あなたが言ったとうりに、レインボーが出現した
 
 
  たぶん、通信網が途絶えていて連絡がとれないだけなのだ
 
 
  あなたが、無事でいることを祈る
 
  無事だけでなく
 
  心身ともに健康であることを祈る
 
 
  今度、会ったときには
 
  ぼくはなんでもあげるよ
 
  大きい絵だってあげるし
 
  サインだってあげる
 
  サインをくれと言われたけど
 
  ぼくはそんなのは恥ずかしくてあげられなかった
 
 
  大きくサインしてあげるよ
 
 
  それだけじゃなく
 
  ぼくにパフェをおごらせてくれ
 
 
  今度会うときは
  
  二人でパフェを食べよう
 
  ぼくはあなたにパフェをおごることを賭けるよ
 
 
  そうでなければ
 
  ”計画”が狂ってしまう
 
  あなたを支えていた宇宙的な存在
 
  天上の存在
 
  そして天使
 
  すべては
 
  いったいなんのために存在していたのか
 
  わからなくなってしまう
 
 
  そうだろ?
 
 
  なんで、ぼくの近くから消えてしまうの?
 
 
  あなたは、ぼくが一番苦しいときに
 
  突然、奇跡のように現れて
 
  ぼくを助けてくれた
 
 
  あなたは実在していた
 
  それが真実であることは
 
  また再会すれば分かる
 
  でも、もしそうでないなら・・・
 
  
  あなたはぼくが見た
 
  光の幻だったのだろうか?